2016年04月29日

歩数計のクリップ破損修理試行錯誤

・歩数計のクリップが壊れたということで、修理を依頼されました。
古いためか、メーカーでは対応できなかったということです。
クリップ程度ならと、気軽に修理を受けました。
なんとか代替品を取り付けました。 その過程です。


歩数計

歩数計のクリップ外観。 内部のピンが折れていて、バネは紛失しています。
鎖(くさり)は、クリップが外れたときに歩数計を落とさない予備クリップですね。
穴を開けて取り付けた形跡があります。

SEIKO製のWZ300. 東海道53次が歩数とともに着色されてゆきます。
歩数計東海道53次
同じものは入手困難なようです。


外れたクリップ

外れたクリップは、結合部の一方が折れてなくなっています。
壊れたクリップ

折れた部分と、ばねが残っていれば、それをなんとか取り付けようと考えていましたが、別のクリップを探すことにしました。

クリップを探す

事務用品のクリップが適当な大きさなので、これを付けることにします。
ただ、錆びているし、他に適当なものがあるかもしれないと思い、100円ショップへ。

100円ショップで入手したクリップ。

100円ショップには、いくつかの使えそうなクリップがありました。
帽子クリップ、LEDクリップ、マグネットクリップ等がありましたが、上の2点を購入(おしゃぶりクリップと、目玉クリップ)

使用クリップ

・おしゃぶりクリップを選択
選択理由:クリップの用途がよだれかけのような布に適している。 使用対象が人間であるので安全設計 です。
対して、目玉クリップは金属製なので布や人を傷つける恐れがある。 錆びた場合、衣服を汚す。

クリップ取り付け

クリップ切り出し

取り付けるクリップを適当な大きさに切断。
歩数計の裏を平面に加工

平面に整形 平面整形

接着性をよくするためにカッターで表面に傷を付けます。


接着剤[4]

接着剤には、実績のあるプラリペアを使います。 エポキシ等でもよいかもしれませんが、プラリペアがたくさんあるので。

プラリペアで接着 プラリペア
プラリペアは、アクリルパウダーを撒いて、溶解液を垂らします。

クリップ取り付け

代替クリップが付きました。 (予備クリップもついでに移設しています。)

 

装着試用


試用

試用してみます。
使えそうです。
ですが、なんか不安です。 使って(歩いて)いるうちに落ちないかな?

クリップ爪移設

 

クリップの鉄爪

元のクリップをよく見ると、樹脂の上に金属の爪を追加しています。
これから考えると、歩数計の使用中に落ちることがあったので追加したということが想像できます。
それも、爪の間隔、金属の厚さ、とがり具合などに相当な工夫が感じられます。
しかし、それでも落ちたのでしょう。 ですから予備クリップが付けられているわけです。

金属爪をはずす 金属爪
そこで、金属爪を移設することにします。
金属ですので、何度か曲げると簡単に切れます。
爪をつける

爪は、クリップの両側につけることにします。 なぜなら、元のクリップより横の長さが短くなっています。
ですから、つかみが弱いわけです。 また片側では噛み合いがよくありません。

金属爪取り付け後

金属爪もプラリペアで頑丈に取り付けています。 噛み合い部は魚の歯のようです。
もしかしたら、布を破るかもしれません。 微妙なところです。


補修完了

補修完了後のクリップ部です。


おしゃぶりクリップの製品例。 紐の先にお気に入りのおしゃぶりを取り付けます。

 

 

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家庭用品修理士隊

コースを歩くという考えが似ている歩数計
四国や、日本一周はあるのですが、東海道53次という商品はもはやレアものということでしょうか。
日本橋から京都って逆に新鮮さを感じます。


posted by 家庭用品修理士隊 at 17:57 | Comment(4) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2016年04月03日

サッシのロックハンドルが硬い

サッシ窓というか、ベランダへ出入りするドアみたいなものですね。
毎日ロックハンドルを操作していると思います。
ある日。 急に閉まらなくなりました。

あれー ガチャンとハンドルを倒そうとすると、半分くらいで止まります。
これ以上抑えると壊れるのではないかと思うほど力を入れても動きません。

⇒ 機構内部のネジがゆるんでいました。 これを閉めて、潤滑して直りました。



サッシのハンドルが動かない。

サッシのロックレバーが動かない。
これから夕飯でゆっくりしようという時にどうしよう。

こんなもの壊れないと思っていたので不意を付かれました。
ネジを探す

とりあえず分解しましょう。
カバーを外すとネジがあります。

ネジを緩める

下のネジも外します。
ハンドルを外す

ハンドルが外れました。

lock

ハンドルのピンが、内部の機構を上下させる。

ハンドルで動くピンは、サッシの上下に行く機構を動かしていることがわかります。
サッシの機構
そのレバーの動きが、サッシの上下に伝わります。(この写真は下部)


サッシの機構内部の動きを見る。


サッシの機構ネジ緩み

結局この見えているネジが緩んでいて、溝に引っかかっていました。
サッシ機構のカム

CRC 5-56

上の緩んでいたネジの上には、カムのような機構があって、これでハンドルの上下の範囲を決めています。 回して、適当なところにして、緩んでいたネジを閉めました。
その後、潤滑油をスプレーしておきました。

CRC5-56
CRC5-56(登録商標)で潤滑させました。

軽くなったレバー

これで小指でも動かせるくらいに軽くなりました。

 

posted by 家庭用品修理士隊 at 00:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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