2019年12月30日

★ 最近のAliExpressでのお買い物。”来年もよろしくです/^^)”

★ 実証テスト (中華製・発送)格安時計用電池は使い物になるのか?。

1ケ=¥5のボタン電池。


約¥100/20ケ(送込!):注文後 29日目に着。
たぶん、100均などで売られる腕時計や電卓に使う電池なのではないだろうか。

元→http://blacksmith.wp.xdomain.jp/2019/12/28/4825/
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★ 特殊ネジ対応 4mmビット交換式ドライバーセット。

特殊なネジに対応したビットがいっぱい付いてお買い得!。


購入価は約¥300、注文から20日で到着。

元→http://blacksmith.wp.xdomain.jp/2019/12/21/4819/
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♪あ〜と二つ寝ると〜、お正月〜〜♬

皆様、良いお年をお迎え下さい。

ではでは また2020年に。

           鍛冶屋 /^^)。
posted by 家庭用品修理士隊 at 07:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 鍛冶屋さん

2019年12月29日

充電式ひげそり(シェーバー)をUSB電源に変更修理

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フィリップス社製シェーバー 5830

数十年前に買った気がします。
その後ひげを伸ばした時期があったりしましたが、実働日数は相当なものです。

刃が丈夫で、充電池を一度自分で換えて。
このところヒゲ伸ばしをやめたので、また出番が出ていました。

ところが、先日ついに動きがとまりました。
スイッチを入れても無反応。 あれ?
電池は充電できなくなって久しいのですが、ACコンセントで使えていたのですが。

動かない原因

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分解して、電池を外して原因判明
モーターへ接続する電極が腐食折れ。
電線が切れた状態です。

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電線(接続金属片)の根本で折れたように切れていました。

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故障状況図

修理

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電線を接続しても使えない。
どうやら電池がだめか。

ニッカド充電池をつけなおしたり、スーパーコンデンサ(3V、5F)を試してみたり。
しばらくしても充電できていない。
で、結局。 これは、制御基板がおかしい。

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基板の裏には、IC(集積回路)が付いていて、充電やスイッチの制御を行っているようです。
で、電極切れは直したが、充電ができない。

ACを入れても、充電しないので電池電圧が上がらない。
規定電圧に達しないと判断されスイッチが入らない。
つまり使えない。

電極が切れる直前までは、かろうじてスイッチが入るだけの電圧を確保できる充電ができていたのかもしれない。


改造


これはついに買い替えか。
しかし、モーターも刃も調子が良い。

そうだ、USB電源で作動させよう。
そうすれば、モバイルバッテリーで使えるし。
充電の必要がないので、旅行でも便利。

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USB電源化完成写真
使用感良好 \(^o^)/


 

改造経過
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改造は、電池をDC-DCコンバータに交換し、

ACプラグをUSBプラグに換えるだけ。

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写真上 USBコネクタ(2線タイプ)
写真下 シェーバーのACプラグ

改造メモ
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使用したDC-DCコンバーター

amazonで購入していたもの。
安く各種あるので便利。

USBの5Vを2V程度に下げる。
ポテンショメータ (直線的に抵抗が変化するボリューム部品)で電圧を、好みのモーター速度に調整。

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AC電源から基盤への接続を切って、DC-DCコンバータに接続。
この際には、逆接続保護のためダイオードを入れる。
DC-DCコンバータによってはすでに内蔵されているので、その場合は不要。

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改造後回路概要

 


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ACプラグに5Vを加えて、回転速度を調整


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ACプラグを切断して電線を出す。
すると、螺旋タイプの芯線が現れた。
これは、イヤホンなどにも使われるもの。

導線はコイルバネ状に巻かれているので、曲げに強い。
しかも、電線自体もコイルに巻かれているので二重に曲げ強い。
これにより通常の使用ではまず切れないと言える。
よく考えられた故障回避設計だと思う。

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USBコネクタは、熱収縮チューブとホットボンドで何重にも固定


我ながら短時間で改造完了。
まだしばらくフィリップスさんにお世話になります。

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フィリップス社の最高級?シェーバー(ワイヤレス充電タイプ)
特に・肌にやさしい・音が静かなのかなという感じです。

posted by 家庭用品修理士隊 at 13:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2019年12月24日

ろうそくLEDが点いたままで消せない

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ろうそくLEDの季節ですが、点いたまま消せません。

この季節、使う前に電池を入れて点灯させ、消すときは電池を抜いていたということです。


修理しましたが、曲がっていた足をもどすだけのごく簡単なことでした。

 

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分解

普通は、スイッチをオフにすれば消えるのですが、スイッチを動かしても反応しません。
点いたまま。

これはスイッチが不良かな?

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中を見てみたら、すぐに不良箇所がわかりました。
配線が途中でショート(短絡)しています。

ちょうどスイッチをバイパスするようになっていて、ONにした状態でした。
これではスイッチが反応しないわけです。

単に製造時のリード線曲げ不足です。

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リード線を離して修理完了です。


研究

ついでにLED(発光ダイオード)を覗(のぞ)いてみました。
このLEDは、電池をつなげるだけ(注)で、ろうそくのようにゆらゆらとした光を発生させます。
どうなっているのだろう。

 

(注:電池は3〜4.5V程度。 100オーム程度の抵抗器を通して電流を制限させる。 LEDを電池に直接をつなげると壊れます。)

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LEDを顕微鏡で覗く。

中を視ると、わかりました。
回路が2つあって、写真の上がLED。 中央右にゆらめき回路が埋め込まれています。

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LEDの発光状態。

LEDの部分はゴマ粒よりも小さいのですが、光ると大きく見えます。

 

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横から見るとよくわかります。










修理品と、秋葉原(秋月電子)で購入したキャンドルLEDとの発光状況参考
色は、ウォームホワイト、赤、乳白色ボディ・ウォームホワイト

posted by 家庭用品修理士隊 at 11:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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