2020年04月30日

ケバブカッター スイッチが働かない。

概要:ケバブカッタースイッチが効かない ⇒ 近接スイッチを換えてok


ケバブカッター

ケバブカッターのスイッチが動作しない。 困っている。ということ。

ケバブカッターってなんだろう?


image

amazonでケバブカッターを検索したら、こんな感じ。
ケバブって、あの大きな肉の回っているような。
これは家庭用品か?とも思いましたが、スイッチだけなら直せると思います。

image

受領したのがこれ。電源と、コードと、本体。
すごく律儀(りちぎ)な感じ。

image

それもそのはず。 ドイツ製で、説明書には部品番号とか、細かく記載されています。

Potis S-150 Plus

 

image

電源アダプタは、26V3.6Aで、少し容量がありますが、なんとトランスタイプ。
鉄心があるのですごく重たい。 まーこれなら壊れないですが。

テスト

image

カッター本体は、amazonで見たようなものと同様、回転刃が回って肉を切る。
でも、作りは非常に良い感じ。

 

image

スイッチを探しても、それらしいものが無い。
黒い樹脂の円筒取っ手部。

あとで分かったけれど、板状のバネの先が磁石で、これで作動させる。(magnet actuator)

 

image

電源は規定の電圧が出ている。 28VDC

しかし、まったく作動する気配は無い。

分解

image

取っ手を分解。 ネジはたったの2本のみ。
Oリング(オーリング)が2個あったので固く、これで良いのかとこわごわ外す。
おー これは。 いわゆる欧州型のコネクタ。(緑色の部品)
中国製品も、このコネクタを多用している。

分解

image

じっくりみて納得。 あーこれは、proximity swだ。 近接スイッチのこと。
磁石が近づくと、作動するスイッチ。 でもこんな形のものは初めて見る。

まるで水晶振動子のような形状だ。


image

近接スイッチを外そうとしたら、リード線が抜けてきた。(リード線:引出電線)

あーもう、交換必須だ。

 

image

ネットで検索すると、なんと通販している。

MK06-4-B

image

しかし、納期は10週間

これは正規品は入手無理。

代替品で直そう。
しかし、これが悪いとは確定していない。

このスイッチをジャンプ(直結)して、モーターが回ることを確認。

シューンと良い回転音がする。


修理

image

不良部品はわかったけれど、正規品は入手困難。

小さい近接スイッチを使えば良い。 12mm以内だ。

 

image

昔、アキバのどこかで入手した近接スイッチ(リードスイッチ)があった。

これを使おう。 NEC RD-18B

 

image

ここで工夫したのが、取り付け位置。
普通に水平に入れたところ作動しない。(磁石を近づけてもONにならない。)

で、結局、写真のように90度回して取り付けたところ、感度良く作動した。

image

細かいことはわからないが、とにかくこれで固定。(ホットボンド使用)

 

image

ネジの位置は2個のo-ringの間に開けられている。
防水。防油を考えていることがわかる。
取っ手(ハンドル)には、肉汁とか、油とかいろいろかかる。
だから、オーリングで確実に侵入を防ぎ、スイッチも磁力で作動させる非接触タイプ。
良い設計だと思う。
細かい部品の一つ一つを交換・注文可能にしているところはプロ仕様だ。

良いものを長く使う思想は好ましく思う。


以上で直ったのだけれど、一つ感じた。
スイッチの取付方向が最適ではなかったのではないか?
だから、作動しない不具合が生じたのでは?と。
そんなことはないと思うけれど、そう感じさせる故障状況でした。

image

ハイテクレバースイッチ

posted by 家庭用品修理士隊 at 23:30 | Comment(4) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
最近の記事


タグクラウド
ページトップへ戻る