2020年08月03日

エアーストンを小さく加工する。

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ペットボトル直結のエアポンプを試作しました。
小さな水棲動物をリュックで運搬する必要があったので。

この際ポンプに付属していた空気を出す石(エアストン・air stone)が大きかったので、ペットボトルに入るように加工したという話です。
ペットボトルの蓋部内径は、約20mm。
加工時に意外な発見がありました。

発見 エアストンをノコギリで切ると、ノコギリの刃が無くなる。

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加工前のエアストーンは、ペットボトルの入り口より大きめ。 入りません。

 

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試しに、ピラニアノコギリで切ったところ、軽く切れます。 さすが。

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これは良いと気楽に考えて切っていたところ、切れ味が悪くなりました。

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ありゃー 刃(歯)が無くなっている。

そうかー 石を切っていたようなものなのか。
鋼(はがね)が石に負けた。 というか相打ちか。

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ピラニア鋸は両刃タイプを選んでいて良かった。
入れ替えは初めてだ。

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歯の向きの入れ替えには、怪我をしないようバイス(万力)と、プラハン(plastic hammer)を使います。

エアストンに勝つ工具

さて、エアストンをどう切るか。 加工できるか。

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金属糸鋸を試すも、ピラニア鋸同様か、それより弱い。


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鉄鋼やすり ではどうか。

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これは 鉄鋼平ヤスリの完勝 横綱級ですね。

 

まとめ
無理をしないでも、ペットボトルに入るサイズのエアストーンを選べばよいのですけれど。


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直径20mm以下のエアストーン市販品例。

posted by 家庭用品修理士隊 at 15:48 | Comment(1) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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