破損状況
ちょっと見ずらいですが、台所のシンク(流し)下の大扉。
お酒とか、縦に長いものがたくさん入ります。
これを引いたときに扉がドスンと落ちてきました。
あー 外れたかと思ったのですが、なんと扉は不自然に斜めになっています。
どこかが壊れましたね。
大きな重い一枚板。 その割には小さな金具で留められていて、華奢(きゃしゃ)な感じはしていました。
案の定金具が壊(切)れています。
ドアの位置を微調整できるように凝った作りになっています。
小さな引き出しにはよいのでしょうが。
なにやら金具が落ちています。
割れた金具の一部 鋳物製
上部の柱(バー)の取り付け部も切れています。
もしかすると、こちらが最初に切れて次に下部も切れたのかもしれません。
上部取り付け部も鋳物製。 ねじの根元で切れています。
結局、上部のポール2本と下部の取り付け部2個所がすべて破損し使用不能。
応急修理
破損4箇所のうち上部2箇所はねじを入れよう。
使えそうなネジを探す。 ピッチ(ねじ山)が特殊なのですが、右にある長いネジが使えそう。
オリジナル(元の接続形状) 修理後
ステンレス材への穴開けなので、切削油を付けて慎重に。
枠が残っているので抜けない締め付けでいけそう。
ナット側の様子(引き戸の内側)
応急修理完了仕上がり良好。 ねじの頭は飾りということで。
きれいに収まると気持ち良いです。
ネジを切るときは金属ノコで傷つけ万力を使って折り切り。
がた調整にスペーサを作りました。3Dプリンタ使用。
折れたネジ部
応急修理で恒久修理にしようと思います。
ドアの破損を機会にシステムキッチン全交換という方もいらっしゃるとは思いますが・・