記事内容
この記事の概要
乾電池式ドライバーの話です。
ホームセンターの工具売り場で多数陳列されている小型電動ドライバー。
乾電池で使えるハンディー電動ドライバーって売ってます。
ドライバービットの他、ドリルも付属していて、小型だし。
すごく気になっていました。
買ってみたら、予想通りの ゆるい性能。
でも、乾電池をリチウム充電池に換えたら驚きの性能という記載内容です。
乾電池式小型電動ドライバー
電動ドライバーほしい。なぜならドライバーでネジを扱うのが おっくう(めんどう、疲れる)になっていたから。
ねじを緩める、締めるという作業は、数が多くなるので結構たいへん。
手首が疲れます。
若くはないから? は別として、電動は便利。
でも乾電池で動くわけないじゃん。
と、ずーっと思っていました。
ところがホームセンターでは、いっぱい売っています。
なんで? こんなん使えるわけないじゃん。
ネジを馬鹿にしたらあきまへんよ。
でも、買ってみました。好奇心に負けました。
超小型だし。 小型は素敵。
乾電池(DRY CELL、単3電池4本)で動くドリルドライバー
使ってみた感想。
あーぁ 予想通り使えない。 ちょっとしたネジを緩めようとしても・・・
あれっ? ぐーん。 止まります。
ネジを締めようとすると、ぐっぐ。途中で止まります。
あーやっぱりね。 予想通り。 文句をいう気にもなりません。
説明書を見ると、ネジを締めるときは、ドライバーで増し締めしてください・・
性能向上化改造
このままでは収まりません。
電池を換えればどうなんだ。
ネジを締める途中で止まってしまうのは、電池の電力供給が足りないからだろ!
って、すぐわかります。 では、電池を強力なリチウム充電池に換えたらどうなのか。

さっそく分解。
構造は単純。(1)ギヤーモーター(モーターと減速増強機構との結合)と、(2)スイッチと、(3)電池収納部のみ。
(3)を乾電池から、リチウム充電池に変えてみよう。そうすれば、乾電池でのエネルギー不足が解消するはず。

乾電池(写真では充電池)からリチウム電池へ換装。
やってみました。

使ったリチウム電池。 7.4ボルトだけれど、中点があって、3.7ボルトも取り出せる。
乾電池に換算すると、4本から5本分の電圧。

ついでに、電圧切り替えスイッチを取り付けた。(普通→強力)

改造最終形態
性能
おどろくほどの性能アップ。
5cm長さ程度の木ネジ(もくねじ)が、難なく締まってゆきます。
ただし、締め付け後、スイッチを離さないと内部の配線が焼き切れます。
(実際基盤のパターンが焼き切れました。 でもモーターは無事)
要するに超小型強力ドリル・ドライバーとして使えます。
普通に使えます。

ただし充電には、例えば一般ラジコン用リチウム汎用充電器が必要。
結論
小型ドライバーには、乾電池ではなく充電式。 あるいは電源アダプター式を選ぶべき。
要するに、乾電池式は使えないと思いました。
買うなら充電式です。 性能を左右する電池が違うから。
あと、ビット(着脱式ネジ)が抜けないようなラッチ付きを選んだほうが使い勝手が良いです。

人気の電動ドライバー
posted by 家庭用品修理士隊 at 00:24
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墨田のYさん