(05/10)スイッチOFFで作動する〜電気ストーブの故障修理
の続きです。
このスイッチ付きボリュームを探しました。
基板に直付けなので、外形が同じものがほしい。
「スイッチ付きボリューム。ディテント付き。」
google 画像検索で調べると、「スイッチ付きボリューム」には、昔ながらの形式(赤丸)の他に、今回のようなタイプ(赤矢印)があることを知りました。
そうなんだ。最近はこうなのか。 と実感。
秋月電子通商のページには、よく似たものがありました。
Supertech社製とのこと。
抵抗値も合っているので、見に行こう。
秋葉原の秋月へ行ってみる。
コロナ対策で入店規制をしたせいか、空いています。
今は規制していません。
購入した「スイッチ付きボリューム」は、寸法が合う。
ただし、ディテント(回したときの刻み)は無い。
ディテント付きを他店でも探したが、見つからない。
ならばスイッチ部分だけ交換してみようか。
購入した部品を分解。 構造は故障品と同じようだ。
スイッチ部(ボリュームの下部)を交換してみよう。
結局、バネ部を写真のように置いて、組み立てればスイッチ動作する。
ボリュームを絞りきったところでパチン音がして切れる。
少し回せば、パチンと小気味良く入る。
ということで、「ディテント付き、100Kオームボリュームスイッチ」が入手できたことになった。
基盤に戻し、ストーブ組み立て前の作動試験も良好。
不具合の検証
結局何が悪かったのか。バネが止め部(赤丸)から外れていたということ。
なぜ外れたのか。
(写真)ピンセットで、不具合品のバネと、新品バネをつかんだところ。
不具合品はバネの止め部の穴が切れています。
ということで、部品の製造不良があって、あるときにバネが外れてしまった。
これによりストーブは、スイッチ切ったときに入るというおかしな動作をしたということでした。