ミニグリル。 久しぶりに出して使ったら、ちょうど良い大きさで気に入っています。
スイッチを入れるだけの単純操作なのですが、ランプがつかない。
ということで、直してみました。 ついでに小改造。
ヒーターが入ったときだけ点灯するようにしてみました。
修理
分解。 ねじを外すだけですが、ちょっと硬いかも。
作りは非常によく、信頼感があります。
電源ランプは、スイッチの中にあります。
100Vを加えても点きません。 これは不良ですね。
スイッチの中に、ネオン管が入っています。
スイッチ内部拡大
ネオン管も、抵抗器も、特に問題なさそう。
結局組み立て構造が挿し込み式で、接触不良と思われるので、半田付けしてみました。
今度はつきました。
修理完了です。
ただし。ちょっと不満です。 このライトは、スイッチを入れたときに点灯するだけです。
ヒーターが入っていますよ。 という意味ではありません。
でも、スイッチは、入れた位置でわかります。
改造
ちょっと配線を入れ替えて、一本追加。
銅線と、耐熱チューブを使って追加配線。
ワット数が高いので、カシメで結線
改造前は、スイッチを入れるとネオン管は点灯しっぱなし。
改造後は、スイッチを入れ、温度スイッチが入ったときだけ点灯。
これで改造完了です。
測定
ヒーター動作を測定してみました。
データロガー(信号記録装置)を使用。 日置LR8431
・横目盛りは一コマ1分、縦目盛りは一コマ30度C
・オレンジ色波形は温度。緑色はヒーター動作。
説明:スイッチを入れると、3分で150程度に温度上昇し、ヒーターが切れる。
その後、約2分で温度スイッチが入り温度上昇。 その後2分で再び温度スイッチが切れる。
10分で電源オフ。温度は徐々に低下。
(温度スイッチは、ホットプレートの中央裏に付いたボタン状の部品。)
要するに、空焚きの場合。 1分オン、2分オフを繰り返し、温度を一定以内に保つ。 150Cから170C程度。
機器データ
TSK-2131P EUPA GRILL・PETITE
100V 700W 温度ヒューズ192度C