ネジの話が出たところで今度は脱落ではなく、反対に取れないネジをどうして取るかという話です。
先日、親戚の法事のために新潟県 五泉まで行ってきました。
帰路そのまま帰るのももったいないので燕三条駅近くの地場産業振興センターに寄りましたが、燕三条の物産といえば有名な金物関係の商品ですので刃物をはじめとしてTOOL類が豊富に展示販売されています。
東急ハンズのTOOL売り場とほぼ同様ですね。
包丁をはじめとして色々と興味深い商品はありました。 欲しいけど必要外に高価な包丁を購入する訳にもいきません。 安くてよく使ってしかも必需品であるTOOLの定番といえばやはりドライバー。
ただのドライバーを買っても仕方がないので、頭がつぶれかかったネジでもOKという、うたい文句のドライバーを一本買いました。
兼古製作所というところから発売されているもので、普通のネジにも使えるし潰れたネジの場合はドライバーの頭を叩いて特殊な形状のビットの先で新たな溝を作ってネジが回せるという解説です。

拡大しても先端の形状はよく分かりませんが溝を作る特殊な形をしているらしい。
正式名称はビスブレーカードライバー

何しろまだ、なめたネジを回すという実務を体験してないので効果のほどはよくわかりません。
なめたネジにも普通のネジにも両方に使えるという文句に引かれて買ったようなものです。

兼古製作所
この類の商品はほかにもありますね。 エアロビクス2
なめたネジを外す際には、バルブグラインダー(すべり止め)を思い出してしまいます。
いつも包丁、ハサミ、爪切り、おろし金・・・・などの定番商品が陳列され、ちっとも目新しさを感じません。 でも今回、じかに燕三条の地場産業を見たらこれまでの概念が一新されました。
本物は実に素晴らしいです。 特に刃紋が浮き出た包丁などを間近で見ると暫く見とれてしまい一端離れてもまた見に行くということを繰り返してしまいます。 でも普段、カレーライスを作るために玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンを切るのにこんな立派な物はいらないなぁーと自分自身を納得させて諦めるしかありません。
次回は4年後の17回忌のときに集まるかもしれませんが、親戚がほとんど相模原周辺に住んでおり高齢化が進んで新潟まで法事に行くのは大変だということで、墓の移転をするかも知れませんから燕三条を訪れるのは今回が最後になってしまうかもわかりません。