2014年10月24日

壁の埋め込みスイッチが甘くなってオンオフできない時の簡単修理

洗面所や、玄関、台所、リビングなど壁に付いた最近の電灯スイッチは、デザインがスマートですね。
作動も、ちょっと押さえるだけで小気味良く動きます。

壁スイッチが甘い

でも、このスイッチ。 デザイン重視のせいか、耐久性では微妙です。 もちろん使い方にもよりますが、我が家の良く使う洗面所のスイッチが甘くなって作動しません(オンオフできない)。

カチッと入らすに、押してもずるっという感じでスイッチが切り替わりません。 タイミングよく強くたたくと作動することもあります。


「あー。 へたったね。」
一度、分解してみたことがありますので、想像が付きます。

「中のバネが折れたね。」

 

ということで、普通なら、
壁スイッチが、甘くなり、オンオフができにくくなってます。(YAHOO!JAPAN知恵袋)

の回答のように、スイッチ交換でしょう。
そして、電気工事士の資格が必要です。

 



今回は、電極部分に関係なく、機構のみの補修で対処します。
しかも無料。かつ慣れれば数分の作業です。
(資格も不要かと思います。 自分は所持していますが。)


原因は、内部というより、表面部分のスプリングが折れているだけなのです。(金属疲労による想定された破断ですね。 いわゆる仕様でしょう。 交換時期ですみたいな。)

修理は本当に簡単で、かつ正しく組み立てれば、悪影響を及ぼす理由がないので、覚えておいて損はないと思います。

(修理屋さんは損するかな。 ごめんなさい。 みなさんこの情報は拡散しないようにお願いします。 )
修理屋さんが来るまでの応急処理としても有効です。


まず、部品を確保します。

壁スイッチ_thumb[1]_thumb

このような、多数のスイッチが使われた場所を探します。
すると、中央部のスイッチは全く使っていないことに気づきます。
なぜ使わないかというと、ほんの、1.5m先に同じ電灯を付けるスイッチがあるためです。 第一、真ん中だけを操作するのは難しいです。

そこで、この真中のスイッチからスプリング(板バネ)を外します。
使う道具は、小さなマイナスドライバだけ。 慣れればそれも不要です。(指だけでできます)

(1)枠を外す。 (分解)
枠を外す_thumb_thumb
パカっという感じで簡単に外せます。

(2)スイッチ表面を外す。

表面を外す_thumb_thumb

左に支点があって、嵌(はま)っているだけです。
右側から剥がすように外れます。

この段階で、写真に見える青い部分を押すとスイッチは普通に動作します。 外した部分は、てこの原理でスイッチをより軽く作動させる板のようなものです。

カバーを外す_thumb_thumb
3個のスイッチから板部分を外しました。
使うのは、真ん中だけですが、やりやすくするために全部はずしました。 ポンポンポンで数秒です。

 

悪いスイッチ_thumb[1]_thumb

同じように、スプリングの壊れたスイッチも表面を外しましょう。

 

(3)スプリングを外す

スイッチ頭を外す_thumb_thumb

ここで初めて道具を使います。
単に先の尖(とが)ったものです。
ドライバでなくてもできますよ。

スイッチの表面頭部を外します。
まだスイッチ電極本体ではないです。

爪で取る_thumb_thumb

爪の丈夫な人は、道具不要かも。

 

スプリング_thumb_thumb

ここで初めて金属が現れます。
外した側についているのが、板バネです。
(交換後の再現写真のため折れています。)

スイッチ本体_thumb_thumb

スイッチ本体は、この部分です。

右、左とシーソーのように倒すとちゃんと作動しますよ。

ですから、折れた部分はスイッチのカバーですね。
だから、電気工事士資格が不要な軽微な作業だと思います。
コンセントプラグを差したり抜いたりしても資格は不要ですよね。
あたりまえですね。 ですが、スイッチの頭を外すだけの作業は、電極に全く触れない(全く現れない)という点ではプラグの抜き差しより安全です。

(4)スプリングを交換する。(交換)

板バネ_thumb[1]_thumb

板バネの写真です。
手前が折れています。 このため、スイッチのカバーを戻す力が無いので動作させられなくなるわけです。

板バネ[5]_thumb_thumb

この板バネ部分だけを外して交換することができます。
内部の機構を落とさないように気をつけてください。
一切、溶かし部などありません。
ただ細い支柱に挿入させているだけです。
(☓印の穴で噛み込ませています。)
よく出来た構造です。 さすがのpanasonicです。

スイッチ機構拡大

板バネの下にも部品があります。
簡単に外れますので注意。

(5)戻します。(復旧)
というわけであとは、はめ込みを戻すだけです。
挿入の際には、左右がありますので注意。
up↑の印に注意
UPの文字
左にはUPという文字。 右には■のマーク

 

交換後

バネを外した方は最初から押されたようになっています。
(これは使わないので無問題です。)


上の例では、使っていないスイッチを使うことで、無料で直しました。
ですが、ホームセンターでも安く入手できますので、分解の練習も兼ねて購入されることをおすすめします。

追記:機能説明のためスプリング単体(板バネ)を交換していますが、板バネのついた部品(スイッチの表面部分)ごと換えればさらに簡単です。

 

壁スイッチ単体部品

 

電気工事士関連〜amazon


家庭用品修理士隊

posted by 家庭用品修理士隊 at 16:30 | Comment(16) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
この記事へのコメント
このSW、うちで使っているのと全く同じです。 寿命ものだからそのうち壊れるだろうと思ってましたが法規上で電気工事士が絡む事は知っていたのでどうしようかと?
一部だけ交換できるんですね。 安心しました。
このタイプのSWは、一昔前のどこでも見かけるタイプと比べるとパチンと作動するバネの勢いというか可動範囲?が狭いので繰り返し応力による金属疲労に強い気がしますから結構長持ちするのではないかと思ってますがどうなんでしょう。
トイレのように頻繁に使うところは数年前に人感センサー付のLED灯にしましたがタイマーを調節できる物が欲しかったです。小用で5分以上点灯しているのでいくらLEDでも無駄なので。。。。
Posted by 横浜のT at 2014年10月25日 10:41
折れる板バネは、ちょっと薄いような気がしてます。 昔のスイッチは、普通の巻スプリングが使われるので強いのだと思います。 LED灯が開けられれば、調整簡単そうですが、そういう構造ではないでしょうね。
Posted by 墨田のY at 2014年10月25日 12:05
大変参考になりました。感謝!
Posted by ひげばあさん at 2015年01月13日 17:12
>ひげばあさん  ありがとうございます。コメントいただくとうれしいです。
Posted by 墨田のY at 2015年01月13日 23:27
おかげさまで、電源スイッチ修理できました!
ありがとうございます。m(_ _)m
Posted by のんきパパ at 2016年02月11日 19:17
女性でも簡単に直せました。
大変助かりました。ありがとうございます!
Posted by EY at 2016年05月27日 10:41
EYさんどうもです。 こういう作業は、女性の繊細な指のほうが向いているかも。
Posted by 墨田のY at 2016年05月27日 11:15
参考になりました
これ、バネというか、青い部分だけで売ってないんですかねぇ。
安いのでWT5051を買いましたが、本体は捨てるしかない…
なんか、もったいなく感じてしまう…

Posted by みゅう at 2016年05月30日 18:56
確かにそうですね。 折れたバネを、接着剤等で固定する方法もあるかもしれません。
Posted by 墨田のY at 2016年06月01日 16:01
大変参考になりました。
おかげで、材料費170円のみで修理出来ました。
業者に頼んだら恐らく工賃だけで3〜5千円はかかると思います。
節約できた分で今夜は一杯飲めます。感謝
Posted by 竹取翁 at 2017年02月16日 14:08
先日来、トイレのスイッチが甘くなって修理を頼もうかと思っていたところ、こちらにたどり着きました。

大変参考になりました!おばさんですができました。

部品はこちらで書かれていたように、使用頻度の少ないスイッチのを使いましたので無料です。
仰るように、スイッチを購入して分解の練習しようと思います。
有難うございますヽ(´ー`)ノ助かりました。
Posted by はにわ at 2017年02月18日 11:25
竹取翁さま、はにわ様(ほんとにおばさん?)
コメントありがとうございます。 安く修理することが目的ではないので宜しくお願いします。修理業は今後共多くの人の大事な生業になると思いますので。(笑)というか、全ての製品は、メンテナンス(保守整備)によって評価が変わってしまうと思います。正解はないのかもしれません。
Posted by 墨田のY at 2017年02月20日 23:36
洗面所のライトが点かなくなり、電気屋に依頼しましたが、祭日と日曜日が重なり月曜日まで待つことになりました。あまりにも不便なので、Netを見ていてこれを知り自分でやってみました。
高齢者の私でも簡単に出来ました。殆ど使わない三路スイッチのバネを流用。電極や電線が現れたら止めるつもりでしたが、現れることもなく、全く危険はありません。
貴重な情報有難うございました。
Posted by Average43 at 2017年09月23日 10:45
コメント有難うございます。物の構造を知っているということは、非常時に対処できると言うことです。これは生活上の安心感を増すことになると思います。電気屋さんにスイッチを交換してもらえば新品の接点で確実に切り替わり寿命も伸びますので、より安心感が得られると思います。
Posted by 墨田のY at 2017年09月23日 14:03
墨田のY様
洗面所のスイッチの調子が悪くなり、業者さんに早く頼まないと不便だな、でも出張費が高いな〜と暗澹たる思いでスイッチの修理についてネットで調べていたら、偶然ここにたどり着きました。
早速、近所のヨドバシで部品を買ってきて、青い部分のところを交換するだけで直りました。
うわっ!簡単!大感激です!!
こういう風に情報を発信してくださる方に感謝だね〜と夫も言っておりました。
本当に助かりました。この度は、ありがとうございました☆
Posted by 横浜のすずりん at 2017年10月29日 13:44
>横浜のすずりんさん。コメントありがとうございます。お役に立てることは幸いです。こちらこそ感謝です。お近くにヨドバシがあるって素敵ですね。部品まで売っているとは知りませんでした。今後ともよろしくおねがいします。
Posted by 墨田のY at 2017年11月05日 16:02
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/104873944

この記事へのトラックバック
最近の記事


にほんブログ村 教育ブログ 技術科教育へ
にほんブログ村

リサイクル ブログランキングへ
タグクラウド
ページトップへ戻る