2012年8月に購入したLED電球がいかれました。 最後は不安定な点滅をしたあとに点かなくなりました。
翌日またやってみたところ最初は正常に点くんですが10分ぐらい経つと消えてしまいます。

口金の部分を持って少し力を加えたらポロット外れてしまいました。 熱で接着剤が劣化していたようです。
但し内部断線も無いのでこれが原因で点かなくなった訳ではありません。

廃棄する前にどうせならば中を見ておこうと思いドーム状の覆いを外すためにナイフでこじってみましたが上手く外れないし滑ったらケガをするので危険なのでやめました。

プライヤーで挟んで割ろうと思って少し力を加えただけで思いがけず直ぐに分離できましたが、少し歪むだけでこのタイプは外れるものなんですね。


一見して作りが雑だとわかる仕様でした。
他の方のブログで複数のLED電球を分解しているHPがあったのですが、その方の評価も他の大手の電球と比べて雑だという意見でした。


中のプリント基板も部品の足のカットの仕方とか中のシールが如何にも雑で汚いという感じです。
恐らく生ものとよく言われる電解コンデンサの早期不良かもしれませんが・・・・


一般的にLED電球は省エネなので電球そのものは高価であるが、長期間使っていると電気代が安いから結果的にはLEDの方がお得なのでは?という先入観があります。
自分もそう思ってLED電球にしたんですが落とし穴がありました。
「LED単体は長寿命でもLED電球ではそうとは限らないこともある」
価格comなどの口コミでも製品によっては自分と同様に「予想外にもう壊れてしまいました(涙)」という内容がチラホラありますね。
この製品も外箱には長寿命40000時間と記載がありましたが、いかれるまでの使用時間は数百時間使っていたかどうか。これでは白熱電球のほうがもう少し長持ちしたのでは・・・・・

LED電球はここ数年で急速に普及してきましたが、2年前はこれほど大量に出回っている訳でもなく値段も結構高価で大手の商品だと4000円程度していました。 自分が購入したのは大手の製品では無かったのですが2000円ぐらいの価格でしたので思わずこれは安いと思って手を出してしまいましたが大手の物にしておけばよかったと後悔してます。 外箱の綺麗な印刷だけ見てるとどのLED電球も同じようなものに見えますが基盤は大きな差があったという訳です。 白熱電球だとせいぜいフィラメントの寿命ぐらいでしょうが形状が電球という事で安易にどの製品も大差ないだろうと思ってしまう人も多いのではないでしょうか?
この製品より以前に購入した別の大手のLED電球は、いかれてしまった物よりもはるかに使用頻度も高くてON/OFF回数も多いのですがまだ健在です。
タグ:LED
この「富士山麓にXXX鳴く」のメーカーも今では流石にこのような基盤で製品を作っては無いとは思いますが、この基盤から昔CQ誌(紙面の半分は広告)に掲載されていた広告に載っていた商品を思い出しました。
見掛けは面白そうで魅力的な商品なので買ったこともあったのですが、中身は酷いものでした。
高輝度LEDだけはもしかしたら何かの時に使えるかも知れないと思って捨てずにとってあります。