2015年01月22日

グルーガン。なぜ100円で売れるのかの研究

前回グルーガン(ホットボンドガン)の修理で、100円ショップで売っているということを書きました。

今回はなぜ安いのかの分析です。

コードの長さが違う

まず、電源コードの長さが日本製(右側)の半分程度の50cm

これで材料費節減ですね。

グルーガンパッケージ

パッケージに入っていたので電線の長さまで気にしませんでした。 しかし、ちょっと短すぎて作業性に影響します。

 

100円ショップのグルーガン

ネジを外します。

内部

内部です。 あけてびっくりデス。
作りが雑です。 型が悪いのでしょうか、それとも規格外品でしょうか。

日本製のグルーガン内部

日本製のものは写真でも作りの綺麗さがわかります。

ヒーター部

ヒーター部分は、しっかりと金属クリップで押さえられています。
この部分では故障になりにくいかもしれません。
内部に合った切れ端
分解したのは、内部でなにやらカラカラ音がすることもありました。
出てきたのは5cmくらいの樹脂片。 型抜き後の不要部分ですね。 あと、組み立ての際ですが、5本あるネジの2本が締まりませんでした。 締めても締めても止まらない。いわゆるネジがバカになった状態でした。

結論:安くするために相当無理をしています。
外観に出ない努力は素晴らしいです。

グルーガンの修理。 切れないヒーターなのになぜ故障?

 

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家庭用品修理士隊

posted by 家庭用品修理士隊 at 15:48 | Comment(1) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
この記事へのコメント
昨年末に100均のグルーガン1丁を購入して開封しないまま仕舞ってありましたが不安になって取り出してビスを外して内部をみてみました。
バカネジは有りませんでしたが大きなTOOL痕がネジ周辺の本体表部にありました。
100均だからまぁこんなものだと思ってしまえばそれまでですが、少なくとも電気製品はそれなりにキチンと作ってもらわないと怖いですね。
Posted by 横浜のT at 2015年01月22日 23:33
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