このタイプのLED FLASH LIGHTは昔よく見かけました。 1W, 3W, 5W?と進化して職場でもあちこちで・・・・・
一昔前のモデルとなってしまいましたが自分が保有する物も一応現在でも健在です。
ONとOFFしかないし明るさも標準的ですが単二電池仕様というのが特徴でしょうか。
最初はエネループの単三に下駄を履かせて単二として使っていたのですがそのうち点かなくなってしまいました。 しかし通常の単二電池に戻すと何の問題もなく点きます。
状況から回路上の不具合ではなく接触不良だと思われましたが、陰極部分は電池の出し入れもするので接点は
簡単に磨いたりできますが陽極部はネジで取り外せるのは、レンズ部分だけで接点は手が届きませんでした。
仕方なしに単二電池でその後今日に至るまで使っていましたが、経済的にもヤッパリエネループでも使いたい。


頭部はネジ部でしか分解できないと述べましたが、実は10年ぐらい以前に仕事中に約3メートル程度の高さから誤って地面のコンクリに落としてしまったことがあります。
そのときSWの下部付近に隙間が出来てしまいましたが、この部分で分割できることが思いがけず分かりました。その時はまだ購入して間もなっかったので分解せずに、その場でコンクリに打ち付けたら隙間が埋まって元に戻すことが出来ました。

それから10年経って今頃陽極部の接触具合を確認する気になりました。
流石に高所から落として隙間を広げる訳にもいかないので今度はプライヤーで引っ張るなどしたら分割できました。 一度カシメを緩ましてしまうと癖になって意外と簡単に取れてしまいます。


ついでに頭部をもっと分解して中を確認したかったのですがSWカバーを取っても抜けてこないので壊したら元も子もないので今回はやめました。
さて接点の板スプリング確認したところ一見すると普通の状態でしたが・・・・・・・・

どちらかというと電池側に問題がありました。
エネループの陽極部は通常の電池よりヘソがあまり出ていません。
そのためFLASH LIGHT側の接点との接触が甘くなるようです。


FLASH LIGHT側の板スプリングをもう少し起こしてもいいのですが、おそらく一時的にはしのげるでしょうが、またしばらくするとスプリングが甘くなって点かなくなる気がします。
そこでスプリングが寝ないように何か挟み込むことにしました。
消しゴムなどでもいいとは思いますが、水道の使い古しのパッキングがあったので、これを適当にカットしてスプリングの中に挟み込みました。


エネループに下駄を履かせた状態でも点くように10年越しで回復しました。
電池の接点はすぐに接触不良になります。安くするために貴金属は使えませんし。
更なる明るさと小型さを求めて、幾つも買い換えた私は、
まだまだ未熟と自省しました。
古い年式のお品は、設計も丈夫なのでしょうか。