最近まではそんなに砥石という物にこだわりとか興味もさしてありませんでした。
これまで使っていた砥石もホームセンターによく置いてある一般的な中砥、仕上砥がコンビニなっているものとか中砥だけで十分だと思っていました。
包丁類を切れるように研ぐには腕(SKILL)が重要だと思い込んでいたので、なかなか上手く研げないのは自身の研ぎ方が悪いのだろうとずーっと信じ込んでいました。
しかし研ぐ角度とか方法を色々改善してもさして結果は変わらず、一番おかしいと感じたのはGLOBALの包丁を購入してからです。
この包丁はステンレスではあるもののとにかく硬くて上手く研げず、スーパーの500円で研ぎ直しをしてくれる業者に出しても切れるようになって戻ってきませんでした。


そうこうしているうちにこれもホームセンターで購入したものだと思いますが一般の物より少し値が張る砥石を手に入れました。
大きさもどっしりとしてグラグラしませんし何よりも砥石そのものが硬質です。 セラミック砥石なのかもしれませんが外箱を捨ててしまったので材質は不明。
これで研ぐと状況は一変し同じように研いでも切れるようになりました。 GLOBALの包丁もヘタな業者に出すよりも自分で研いだほうが切れるようになります
安物の砥石は一旦は切れるようにはなりますが直ぐに鈍化しますね。 砥石が刃物に負けているような感じです。

気に入っている砥石ですが使っているうちにどうしても真ん中あたりが一番すり減ってきてしまいます。
でも安物砥石に比べれば減りは少ないようです。

こうした変形を修正する方法として最も安上がりなのはコンクリート道路などにゴシゴシこすって平らにするやり方などが一般的らしいですが身近にそれに適したコンクリを探すのも大変だしもう少し細かい面でこすらないとかえって砥石に傷をつけてしまいます。 まして、もしセラミック砥石であるならとても硬くてコンクリなどでは歯が立たないでしょう。
そこで面直し専用の砥石を購入してみました。 セラミック砥石でも面直しできると書かれているので・・・・

数回こすっただけでへこんでいる部分を残して削れてきたのでこれは凄いと一旦は思いました。
これなら数分で面直しは終わるとだろうと・・・・・・・

やはりセラミック砥石だったのか思いのほか硬くてゴシゴシと随分長い間やってもそんなに削れません。
修正砥石が次第に目詰まりするのが原因のような気もします。

でも延々1時間ぐらい頑張って完全に平らにはなりませんでしたがほぼ平らに戻すことができました。
こんなに時間がかかるのなら少し中心部が減ったと思ったときは小まめに面直しする必要がありますが、次回の事を思うと少し憂鬱。

良い砥石はそれなりの切れ味になるという事がわかりましたが、ネットで砥石関連の情報を調べているとシャプトンの刃の黒幕という砥石がどうしても欲しくなり注文してみたのですが、あいにく欠品で入手時期不明とのことでした。 相当の人気商品のようですがこれを使うと5倍は早く研げるらしいです。
タグ:砥石
どうしたんでしょう。ラーメン食べ過ぎかもしれません。
それにしてもすごいですね。
砥石を研ぐ砥石。プロですね。
自分の場合どんなに時間をかけても研げるようになりません。
というか、その場では切れるようになるのですが長持ちしません。
やはり特別な才能が必要な気がします。
日本刀の時代から研師は特別だったのだと思います。
砥石に興味が再び出てきたのはYさんが以前紹介してくれたリチウム電池の扱いについて述べられているYou Tube https://www.youtube.com/watch?v=bwgxCIOWgqE
がキッカケです。 リチウム電池は小さなものでもバカにできないと思いました。787のバッテリーの事故もリチウムならば、さもありなんと思わせるような・・・・・
ところでこの方のメインの話題は鹿ハンターなんですね。
他の記事も面白くて引き続きよく見てますが、ナイフを研ぐという記事も非常に豊富です。
そこで刃物を砥石で研ぐ場面をじっくり拝見しました。 すごく参考になりました。