最近Cマウントレンズというのを知って入手しました。
カメラは記録できれば良いという方で、もともとそれほどのこだわりはないのですが。
これは、小さくて明るくて安い。ただし絞りとフォーカスしか無いというレンズです。
もともと16mm映画カメラ用の規格だそうで歴史は古く、最近では監視カメラとか、工業用とかに多用される規格だそうです。
このため中古レンズが多く、過去には捨て値だったそうです。
最近はM4/3(マイクロフォーサーズ規格)など、ミラーレス一眼に使えるということから中古人気が出て高値になったそうです。
上がCマウンとのレンズ、下がCマウントとM4/3変換リング。
50mm、25mm(M4/3ではX2)、F1.4という明るさです。
(レンズが正しく表示されていませんというメッセージ。 レンズの取り付けが悪い時にしばらくして表示されます。)
このレンズ、片方だけがカメラに認識されません。 ちゃんと装着されています。
なぜ? なんの変哲もないリングを受け付けません。
どこで検知しているのだろうと見ると、本体にあるロック爪。
これがロック位置でカチンと決まるのですが、わずかに押されているようです。
変換リング側のロック位置の溝が浅いようです。
ルーター(ruter)で溝を深くなるように削ります。
あー 穴あいちゃいました。
やわらかい真鍮素材のようなので仕方ありません。
アダプタによっては、もともと穴が開けられているものもありますし。問題ありません。
これにより、アダプタが正常に認識されレンズも使えます。
LUMIX DMC-GM1Sに、Cマウントレンズ50mm F1.4を付けての試し撮り。 フォーカスリングでピント位置を自由に変えることができます。 撮影しているという実感が肌でわかり、楽しい気分にさせてくれます。
自分も社会に出て一番最初に満を持して買ったのがアサペンSPでした。交換レンズも何種か購入しました。その後ペンタックスもスクリューマウントからバヨネットマウントに移行してしまい仕方がないのでボディーも購入せざるを得なくなりました。レンズからボディーに提供する情報量の増加のため、その後もレンズも形式が変わりましたがその都度購買者は大きな決断をしなければなりません。不経済ですが一眼レフの宿命ですね。