大げさな実験ではありません。
使わなくなった保温水筒から、真空層壁金属容器を取り出しただけです。
THERMOSの真空断熱水筒。 だいぶ使って廃棄です。
いちおう構造を見たくなります。 分解です。
真空状態の封印でしょう。黒いガラス状のシールがされています。
ここは仕上げが無く、補強の凹みなどがそのままです。
上部の樹脂は、硬くて外せそうにないので、ホットガンで溶かして見ました。
外れました。 すると中からステンレス真空タンブラーが現れました。
製造方法・構造の考察
内側筒と、外側筒とを上部(左)で接合。
内側の筒の底を接合。 底取り付けの順番は先でもいいですね。
外側筒の底を付けて、真空にする。
そういえば真空層タンブラー。 ゆっくり使ったことがありません。
どんなかんじ?
お湯を入れると、湯気がモウモウと出てきます。
ということは、入れ替わりに外気が進入(侵入)する?
案の定、たいした保温効果はありません。 蓋が必要でしょう。
保冷効果はどうでしょう。
これは以外に良いです。
ビールの冷えた感じが缶のままとは明らかに違います。
水滴も付かないし。 これはいいですね。
ただ、ビールの味が変わったように感じるのは気のせいでしょうか。 なんだろう。