2017年06月22日

電源アダプタ不良修理〜根本の電線切れ

ブルーレイディスクドライブだったかな。
電源アダプタの電線が硬くて、根本から切れてしまったとのこと。
電源アダプタ

結構容量の大きそうな電源。 根本にテープが巻かれています。
根本から切れている
確かに根本から切れています。
電線は素線数が多いので、曲げに強いタイプのようです。
おそらく被覆の樹脂が硬いのでしょう。 経年硬化かもしれません。
そして、根本の曲げを吸収する部分も硬すぎるようです。


修理

切れた部分は、無理な力がかかっています。
当然残りの線も弱っているでしょう。
両方つなぎ直しましょう。
根本を割る

根本部分を割って、弱っていない部分を露出させます。
カッターで中央部を切ります。
弱っている部分の拡大

切れた部分を顕微鏡で確認
切れていない側も弱っています。(素線切れで、30%くらいつながっている感じです。)

良好な部分を出す。

切れた線部分の下の導体を出して半田を浸透させます。

接続

電線側も少し切って、弱っていない部分を接続。

スリーブ

半田付けした部分には、熱収縮チューブを被せます。
(ホットガンで縮めているところ。)


再発防止

電線の切れた部分を繋(つな)げば使えるようになります。
ですが、またすぐに同じような切れを起こすと思います。
そこで、修理部分に柔軟性を持たせるような処置を行います。

テーピング

接続部分にシリコンテープを巻きました。
これで一応曲げ対策になります。
あまり硬いテープを巻くと、巻いていない部分との強度差が大きくなり、応力が集中するので、徐々に柔らかくなくなってゆく感じが理想です。
最終修理状態
最終的な状態

結局、写真のように電線を一回戻してみました。
要するに、電線を引っ張ったり、曲げたりしてもアダプタの根本に応力が集中しない(無理な力がかからない)ようにしました。

posted by 家庭用品修理士隊 at 14:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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