新古品で取り込み不良。溶けたローラを交換すれば治りそうですが・・
とにかく見てほしいというので受領したSCANSNAPS500
確かにきれいでした。ずっと保存していたんでしょうね。
相談を頂いた時の写真では問題ないと思ったローラーが、まったく消えていました。
なに? これ状態です。 写真で光っていたのは、金属の心棒だけの状態でした。
まわりは、水あめが付着したような状態。
これでは原稿取り込みは無理です。
で、なんとかならいかということですので、
ローラー部品を探すと、alibaba netでありました。
ただちょっと高い。 納期に23日かかりますし。
とりあえず、溶けたローラーをシリコンテープで代用します。
分解のネジは少ないですね。
とりあえず手でとれるものを外します。
取り込みローラーは、問題なし。 着脱交換容易にできています。
溶けたローラーは、上下に配置されていて、両方がベルト駆動されています。
でも、下側のローラーは問題なし。
ネジ2本で、カバーが外れます。
金属カバーを外すと、コネクタ接続が4カ所。
結構細かいコネクタで、不用意に外すと壊します。
どこへ戻せばよいのか。
コネクタの空きは2か所あります。
顕微鏡で見て、傷のある方に差し込んでおきました。(正解でした。)
Cピン(シーピン)一個外せば、ギヤはバラバラにできます。
ベルトは2本。
溶けたローラーは、水のように伝わって、ギヤにまで入っています。
本当に水あめと一緒。ネバネバが煩わしい。
軸を抜くには、ラッチ軸(赤矢印)を90度回せばOK(両側にあり)
心棒はベタベタです。 ここにローラーがあったとは思えない状態。
径が12mmまで巻きました。 テープを足で押さえて引っ張りながら巻くと、シリコンが一体化します。
左右の場所調整は、カッターで切り取り。
円周方向に切って、長手方向に傷を入れると、輪ゴムがはじけるように除去できます。
ギヤを戻すのは簡単ですが、ベルト掛けが大変。
なかなか入らない。 張力調整ネジを緩めると、ベルトが楽に入りました。
くみ上げたところ、部品が出てきました。
これなんだっけ。 あー ローラーの下部の蓋でした。
溶けたローラーがべたべたで、取れないのであとできれいにしようと別にしていたものでした。
でも、シリコンは解けないので不要。
結局良好に動作しました。
(WINXP-32bit機を出してきて確認。WIN7-32bitでは、取り込むのですが、なぜか画像が出ない。)
性能良いですね。
早い、静か、紙の質を選ばない。 ボタンで一発取り込み。全体も小さいですし。
すべすべの広告紙、小さめのA4、くしゃくしゃなど含めた10枚程度を難なく読み込み、
失敗無く両面ともきれいな連続PDFになってました。
これは最新型が欲しい。
今回使用されたシリコンテープの種類を教えていただけたらありがたいです。
よろしくお願いします。
アドバイスをお願いします。
1mで足りると思いますが、市販品は3mですので、2個分には十分かとおもいます。