マイクロUSBの受け側コネクタを交換しました。
壊れたコネクタ
JTが出しているPloom Tech+(プルームテックプラス)
この4月からコンビニ等で販売されているようです。
3つに分かれる構造で、リチウム電池筒、煙発生部、たばこカプセルを入れる吸い口に分かれます。
充電池のコネクタには、アンドロイドスマホなど携帯機器で主流のマイクロUSBが使われています。
約15mm直径の側部の表面近くに付いているので、電極までの距離がありません。
これにより、プラグを差し込む際に無理な態勢になることがあると思います。
(斜めに入れると、プラグの金属筒部がコネクタ横に当たりやすい。)
壊れたコネクタ(上)と、交換に使ったコネクタ。
壊れたコネクタは、左右の2本がなくなっています。
これでは充電できません。
LEDが何も反応しない状況になります。
電池筒部分解
隙間を作る。
ネジなど無く接着されているかのように見えるので、分解はきびしいかと思いました。
ですが、単に挿入されていました。
隙間を広げて動くことを確認。
電源スイッチを押さえて、ひっかからないように筒の隙間を開ける。
筒がきれいに抜けました。
制御基板には、圧力センサ(円盤状)とICがついていました。
ここで、吸った時だけ煙発生部へ電気を供給します。
ICは、吸った回数でLEDの色を変えたり、リチウム電池の制御をおこなうのでしょう。
マイクロUSB基盤は、コネクタを固定することと、ダイオード、抵抗がついているだけ。
基本的に、プラス、マイナス2本のみ使用。
コネクタ交換
部品探し
マイクロUSBの受け側コネクタを交換すればよいのですが、ちょっと特殊な形状です。
金属ケース部から伸びる金属片で基盤に固定。
電極は、2個、3個で上下配置。まるでオリンピックマークの様です。
見つけた代替品
ネットや秋葉原の店頭で探したものの、結局まったく同じものは見つかりませんでした。
多くは基盤に取り付けるので、5本の電極が一直線上に並んでいます。
あと、もっと高さがあります。
唯一見つけたのが、上の写真の右側のコネクタ。 秋葉原のAITENDO(アイテンドー)で発見
AITENDOの通販
あとでネットでも同用品が売られていることを知りました。
たぶんこれ?(電極は同じ)
交換時の加工
挿入部を削る。
交換したコネクタは、挿入部が開くように突出しています。
この部分が当たって、組み込めません。
そこで、ルーター(ダイヤモンド円盤やすり)で削りました。
組み立て
組み立て前に動作確認。 充電できてます。
あとは、挿入してゆくだけ。
シリコンパッドなどの位置には気を付けます。
供給ピンの出具合と、吸入圧力センサ用穴を調整。
電子タバコ感想
私はもともとタバコを吸う習慣がありません。
今回動作確認もあって、試しに吸ってみました。
すると、これは新たな嗜好品だと感じました。
鼻から吸っても、きつい感じがないので、コーヒーの香りを楽しむような感じが近いです。
ニコチンは入っているようですが、わかりません。
5個入りカートリッジの4本目まで吸ってみましたが、新たな箱を買うには至らないと思います。
タバコを楽しむには、意思と努力が必要なのでしょう。たぶん。