2019年12月29日

充電式ひげそり(シェーバー)をUSB電源に変更修理

image

フィリップス社製シェーバー 5830

数十年前に買った気がします。
その後ひげを伸ばした時期があったりしましたが、実働日数は相当なものです。

刃が丈夫で、充電池を一度自分で換えて。
このところヒゲ伸ばしをやめたので、また出番が出ていました。

ところが、先日ついに動きがとまりました。
スイッチを入れても無反応。 あれ?
電池は充電できなくなって久しいのですが、ACコンセントで使えていたのですが。

動かない原因

image
分解して、電池を外して原因判明
モーターへ接続する電極が腐食折れ。
電線が切れた状態です。

image

電線(接続金属片)の根本で折れたように切れていました。

image

故障状況図

修理

image

電線を接続しても使えない。
どうやら電池がだめか。

ニッカド充電池をつけなおしたり、スーパーコンデンサ(3V、5F)を試してみたり。
しばらくしても充電できていない。
で、結局。 これは、制御基板がおかしい。

image

基板の裏には、IC(集積回路)が付いていて、充電やスイッチの制御を行っているようです。
で、電極切れは直したが、充電ができない。

ACを入れても、充電しないので電池電圧が上がらない。
規定電圧に達しないと判断されスイッチが入らない。
つまり使えない。

電極が切れる直前までは、かろうじてスイッチが入るだけの電圧を確保できる充電ができていたのかもしれない。


改造


これはついに買い替えか。
しかし、モーターも刃も調子が良い。

そうだ、USB電源で作動させよう。
そうすれば、モバイルバッテリーで使えるし。
充電の必要がないので、旅行でも便利。

image

USB電源化完成写真
使用感良好 \(^o^)/


 

改造経過
image

改造は、電池をDC-DCコンバータに交換し、

ACプラグをUSBプラグに換えるだけ。

image

写真上 USBコネクタ(2線タイプ)
写真下 シェーバーのACプラグ

改造メモ
image

使用したDC-DCコンバーター

amazonで購入していたもの。
安く各種あるので便利。

USBの5Vを2V程度に下げる。
ポテンショメータ (直線的に抵抗が変化するボリューム部品)で電圧を、好みのモーター速度に調整。

image

AC電源から基盤への接続を切って、DC-DCコンバータに接続。
この際には、逆接続保護のためダイオードを入れる。
DC-DCコンバータによってはすでに内蔵されているので、その場合は不要。

image

改造後回路概要

 


image

ACプラグに5Vを加えて、回転速度を調整


image

ACプラグを切断して電線を出す。
すると、螺旋タイプの芯線が現れた。
これは、イヤホンなどにも使われるもの。

導線はコイルバネ状に巻かれているので、曲げに強い。
しかも、電線自体もコイルに巻かれているので二重に曲げ強い。
これにより通常の使用ではまず切れないと言える。
よく考えられた故障回避設計だと思う。

image

USBコネクタは、熱収縮チューブとホットボンドで何重にも固定


我ながら短時間で改造完了。
まだしばらくフィリップスさんにお世話になります。

image

フィリップス社の最高級?シェーバー(ワイヤレス充電タイプ)
特に・肌にやさしい・音が静かなのかなという感じです。

posted by 家庭用品修理士隊 at 13:06 | Comment(2) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
この記事へのコメント
しかし・・・、かなぁ〜り年季の入ったシェーバーですね^^;)。
(ヘッド部(?)の、赤いモロモロは何何でしょう?)

ココまで使い倒してこそ、修理士隊の矜持ですな^^)。

Posted by 鍛冶屋 at 2019年12月29日 21:48
鍛冶屋さん どうもです。 そうですね。 正真正銘現役の年季物です。日本製を応援したい気持ちはありますが、物に国境はありません。地球製の良い製品はいつまでも使いたいです。
赤いものは、スポンジが経年劣化で溶けたものでした。再度開けて確認しました。おそらく振動(騒音)吸収用でしょう。
Posted by 墨田のY at 2019年12月29日 22:40
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

この記事へのトラックバックURL
http://blog.sakura.ne.jp/tb/186971706
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
最近の記事


タグクラウド
ページトップへ戻る