クローンマシンって、パソコンに使うハードディスク(HDDやSSD)をそのまま写し取る装置です。
(クローン:clone、まったく同じもの、複写)
昔から存在していたのですが、昨年初めて買って、超絶便利なので修理道具として紹介します。
クローンマシーンは、「HDDスタンド。丸ごとコピー」という商品説明が多いです。
固有の名前が広まっていない感じです。
SATA形式のHDD(SDD)であれば、大きくても小さくても、普通にUSB外付けハードディスクとして使えます。
これがHDDスタンドとしての前提(基本性能)です。
クローン機能がすごい
mSATA SSD(128GBを15分で複製)
クローンマシンのすごいところは、パソコン不要でハードディスクのまるごと複製ができることです。
しかも、非常に簡単で超高速。
ここでの複写(コピー)と複製(クローン)。ちょっと違う意味合いです。
複写は、ファイルなどデータのコピー。 複製は、ハードディスクの見えないファイルも含めて同じ配置で再製作してくれるところ。
ですので、複製(クローン)すると、
回復パーティションとか、いろいろ別れて記録されたデータが全部複製されます。
ですので、複製したHDD(SSD)は、複製元と全く同じ。
当然起動できます。
しかも、ディスクを差し込み。 電源入れる。スイッチ押す。 だけの操作。
SSDの128GBで15分程度で完了。 失敗無し。
(クローンソフトですと、2-3時間かかり、失敗も多い。)
クローンは、単なるバックアップではなく、主HDDが2つになるので、新たな環境設定(ソフトウエア導入や性能向上対策、別のPCで動かす実験、等)を壊れても安心に実行できます。
欠点
唯一欠点と感じる事項があります。
それは、クローン先の容量が少しでも小さいと、複製操作できない。
複製もとと、複製先が同じ容量、またはクローン先の容量が大きい必要がある。
mSATA(ミニサタ)のSSD(中央)と、3.5inch HDDは、HDDからmSATAへしか複製できない。
理由:mSATAは、256GB であるが、3.5インチHDDは、250GBであり、6GB少ないため。
500GBのSSD起動PCがあるのですが、これのクローンが非効率。
500GBのHDDの複製をしようとしたら、動かない。(複製が始まらない)
よく見ると、複製もとSSDは500GBではなく、512GB。
512GのSSDは、500GBのHDDには複製できないが、1T(1000GB)のHDDには複製化できる。
この場合、1Tの複製HDDは、512GBのHDDとして起動できる。 残り容量500GBは、WIN10の「ディスクの管理」で拡張できる。
以上により、面倒がないよう起動ディスクはmSATA SSDを基本とし、250GBもしくは128GB限定とするようにしました。
mSATAは、128GBを多用しています。
調子が悪くなったPC。 いじくる前のクローンが安心。
使用製品
ロジテックHDDスタンド