2012年10月01日

ipod touchデジタイザー交換(凝りもせずまた失敗)

バッテリー交換時に誤ってタッチパネルにヒビを入れてしまった上に、フレキシブルケーブルを切ってしまってそのままになっていた
ipod touchですが廃品となってしまうのは諦めきれずにタッチパネルを代理店経由で海外から取り寄せていましたが、予想より早く入手できました。 
少し胸躍らせながら開封してみると見た目は問題なくオマケにtoolまで付いていました。
 
 
今度こそ同じ過ちは繰り替えさない覚悟で、特にケーブルを切らないように十分注意しなければいけないと己に言い聞かせながらとりかかります。  一見したところでは新旧同じ部品に見えます・・・・・・・・
 
 
今回は、こじる作業はありませんから行きなりデジタイザーのコネクタを差し込むところから始めますが、何と初っ端からこれが取り付かない。
何しろ小さなコネクターなのでよく見えず指先のフィーリングで押し込まねばならないのですが、これが上手くいかない。
何で入らないのか確認しようとルーペで出来る限り細かく見る努力をしてもルーペでは限界があって・・・・・・
実体顕微鏡のようなものは無いからこれ以上よくわからないものの、オリジナルのものと形状が異なるのは明らかです。
ただこれが、互換性があるものかも知れないので外見が違っても使えるものかも知れませんしこのような部分でコネクター
が何種かあるというのも?? 切り込みなども見当たらず上下左右もよくわからない。
色々気をつけながら1時間以上やってみましたがどうしても取り付かない。
オリジナルのコネクターでやってみるとキチンとはめ込むことが出来るので、押し方などが悪いというのでもなさそう。。。。
 
 
↓そしてついに恐れていた事態が発生!!  
ルーペでよく観察すると、接点の一部がめくれてしまって欠損してしまったようです。 ああ〜、もう駄目です。
まあ元々弱弱しい微細なコネクターなのに1時間近くもいじっていればこういう事態にならない方が不思議。。。。。
またまた、別なところで生活費を切り詰めなければなりませんね。  
 
 
↓こちらがオリジナルのコネクターですが、皮肉なことにこっちはケーブル断線以外はコネクター自体は問題ありませんが使えない・・・・・
もう万事休すですが、今回は悔しいという気持ちはあまり沸いてきません。
ミスはミスですが、前回のような不注意によるものでは無く、付かないものを付けようとしても無理だったという事なので防ぎ
ようがありませから。。。。。
代理店に文句を言って、代替品を再度取り寄せるように交渉してもいいですがそれが通るものなのか判らないし??
ゴタゴタするのも嫌ですから・・・・・
もう、これでこれ以上部品を取寄せて直そうという気も無くなり全て諦めがつきました。
ipod touchは自分でいじることは止めたほうがいいと再認識しましたが、結構細かい部分まで代理店を通して海外から入手できるので欲がでてしまう。  apple純正とか言ってますが、それはどうも怪しいと思います。
わざわざ部品の輸送時のトラブルに対応するためにプラス1000円もかけて保険に入っていたのに・・・それは悔しい。
 
 
一つ確認できたのはタッチパネル下方に付いている丸型のホームボタンはケーブルを通さずにじかに接点をon/offしてるsw
である事がわかりました。  金属ピンセットで本体の金属部をジャンプしてやると液晶表示が表れます。
こんなことわかっても何の救いにもなりませんけど。。。。。。
 
 
<反省点>
 
言い訳けがましいですが今回の失敗は、キチンと互換性のある正しい部品が入手出来なかったことに敗因があります。
ipod及びipod touchは1G, 2G, 3G・・・・・・・という具合に世代を経て何種類も同じような物が出てきますが、共通部品の
ところもあるしそうで無いところもある。 さらに2Gでも前半2Gとか後半2Gという具合に分かれていたりして境目がハッキリしません。   
ところが部品を頼むときは、「ipod touch2G用タッチパネル」という表現で取次ぎ店に依頼します。  もし正確をきすのであれば部品番号などで正確にオーダーしないと今回のようなズレ?が出てきます。
しかし部品番号といってもタッチパネルにそれらしい番号は刻印されていない。 だからといって一般人は展開図のようなものはもちろん持っていませんからどうしようもありません。
以前ipodのバッテリーを頼んだときも似たようなことがありました。 入手したものが微妙に配線の位置と長さが異なっていましたが、そのときは無理したら取り付いたので良かったですが・・・・
apple互換とか正規だとか元々それ等から怪しいと思います。  細かい部品はネットで注文するのは規格などがハッキリしている場合を除いて避けたほうが良いと再認識しました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
タグ:iPod
posted by 家庭用品修理士隊 at 17:48 | Comment(2) | TrackBack(0) | 横浜のTさん
この記事へのコメント
取り寄せたってすごいですね。

拡大してみても、復帰不可能なほどの欠損(破損)には見えませんが。
コネクタ自体は、適合品のように見えます。
位置を合わせて押し込むタイプですね。
Posted by 墨田のY at 2012年10月01日 22:39
海外から取寄せなどと大げさですが、正しくは「海外からの購入代行店」に依頼してシンガポールから直接郵送されてきたという事ですから。。。

http://ipodparts-shop.com/?mode=cate&cbid=249881&csid=0

から商品を選んで送られたきた箱を開けたら、通常は大抵INVOICEぐらい入っているのですが、部品だけでしたから本当に頼んだ商品なのか確認できません。 タッチパネル上部に穴が開いておりこれは自分撮り用のカメラのレンズ穴ではないでしょうか?だとすると3G用のパネルの可能性があるのではと怪しんでいます。
通販SHOPではかなり細かい部品も扱っているようですが、交換できるスキルの人は相当限られると思います。

Posted by 横浜のT at 2012年10月02日 22:36
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