2012年10月02日

RE: ipod touchデジタイザー交換(凝りもせずまた失

横浜のYさんの状況が自分に生じたとき、どうしようかと考えた場合。
先端のコネクタだけを交換してみようと考えます。


同じ、コネクタは無いので、似たようなコネクタで交換実験してみました。
このコネクタは、ノートパソコンのハードディスクとマザーボードをつなぐ部分に着いているものです。

ipodのコネクタと比べて、中央部の構造が違いますが、電極が外側部のみという点では同じです。

電極のピッチ(間隔)が非常にせまいので、普通はあきらめます。

当初、全体をヒートガンで熱しましたが、コネクタが熱に弱く溶け出しましたので中止


特殊半田を使うことにます。
この半田は、融点が100度以下の特殊合金です。(高いです)


この半田を切って、コネクタの電極部に置いて溶かします。
すると、いままで基板上の半田と融け合って融点が下がります。


これを両側に施すと、冷めないうちにポロッととれてきます。
半田が、お湯になっている状態です。



余分な半田は、吸い取り線で除去


結構綺麗な状態になります。


ここからは接続です。
同じコネクタを再度取り付けますが、別のコネクタを想定します。

コネクタの樹脂の一部がピンのように突起していて、基板上の孔に合うことで位置が規定されます。

ハンダ付けは、細い半田と細いコテで慎重に行います。

実体顕微鏡があるからできるようなもので、肉眼やルーペでは自分は無理です。
30年位前に30万円程度で購入したものです。
nicon SMZ-2T 今ならオークションで中古が2-3万円で入手できます。
もし購入するときは、倍率に踊らされないようにしたほうが良いです。
自分は10倍(ズームで x6.3まで)で使ってます。 
また小さな顕微鏡は手元の余裕がとれないので、作業しにくくなります。



最終確認のためパソコンに付けて起動させてみました。
windows meの懐かしい画面が出ました。
十分交換できるということがわかりました。




コネクタの大きさの確認を忘れていました。

これは、コネクタを外していない、製造時の写真です。

タグ:iPod
posted by 家庭用品修理士隊 at 15:48 | Comment(4) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
この記事へのコメント
イヤ〜ッ墨田のYさんは本当にすっごいですね。そんなに細かいところまで修理できるんですね。本当に神ワザとしか思えないです。
Posted by 浦安のI at 2012年10月02日 20:05
出ましたね、ついに実体顕微鏡が・・・・・・  30万円高〜い と最初は思いましたが、そうでもないんですね。 自分などデジカメの一眼レフが出始めの頃600万画素(今では携帯でもそんな低画素数の物はありませんが)のカメラを20万円以上で購入したものの日進月歩のカメラの進化でロクに使いこなさないうちに押入れの肥やし状態ですから。。。。
実体顕微鏡は、光学式ですからそんなに著しく進化はしないでしょうしYさんはLXの修理業務などでも顕微鏡は頻繁に使用されているので利用価値が相当高いので全くカメラなどとは比較になりません。

しかし、顕微鏡があれば微細なコネクターの取替えが出来るというものでもありませんからチ発想とャレンジ精神とやってしまうところが凄い。
touchの壊れたコネクターの長さをノギスで計測したら、8.8mmぐらいでした。これは幾らなんでも?????
 
Posted by 横浜のT at 2012年10月02日 22:22
一般的に昔の方がなんでも高かったですね。 ノートパソコンは40万円台〜が普通でしたし。
8.8mmは確かに小さいですね。 電極は少し少ないようですが、厳しそうです。
でも、物理的になんで入らないのでしょうね?
Posted by 墨田のY at 2012年10月02日 22:40
浦安のIさん: 神ワザですか。 ありがとうございます。 顕微鏡で拡大すると、普通の細かい作業のように感じます。 ラーメンがおいしくなる時期になりましたね。 神ワザのラーメン屋は無いですか?
Posted by 墨田のY at 2012年10月02日 22:52
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