2012年10月11日

2.5インチSATAハードディスクが動かない ⇒ ヒューズ切れ発見⇒ジャンプして動く

パソコンの設定変更で、何度もハードディスクを抜き差し していました。
慣れてくると、電源を入れたまま乱暴に扱ってしまいます。

そのせいかどうかはっきりしませんが、パソコンが急に立ち上がらなくなりました。

あれっと、調べると、ハードディスクが回っていません。
SATA(シリアルATA)のケーブルを延長していたので、直接耳に当てられますが、作動音がしません。
正常であれば、わずかな振動と、回転音があります。

他のHDDを取り付けると作動しますので、HDD単体の不良に確定です。

さっそく分解です。 
昔、3.5インチHDDのころには、よくフューズ(fuse)が切れていたことがあったような気がします。ヒューズですね。

他にできることもありませんし。
2.5インチなので、ねじも相当に小さいです。
六隅の雪の結晶の形の特殊なねじです。


基板が小さく細かいので、また実体顕微鏡にお世話になります。


 F1、F2と記されている部分がありますので、これがヒューズでしょう。

 Nの印。  いわゆるフューズ(ヒューズ)の記号にも見えます。
これをテスターで調べると、導通がありません。
つまり切れています。




それではと、ジャンプ(迂回接続)です。
太い線のように見えますが、髪の毛より細いです。
(できるだけ細かいシールド線の網の部分の一部を使っています。)

USBアダプタに付けて確かめてみます。

今度は、HDDの回転振動が伝わってきます。


 中身も認識されており、その後起動にも使えました。
 
 一度フューズが切れていますので、大事な部分には使わず、実験用とします。
 ちなみにHDDは、HITACHI : 5K250-120 5400RPM 120GB SATA 5V 700mA です。

参考:チップ部品例  http://www.daitotusin.co.jp/contents/c_j/SMD_index.htm  表示の N は1.6A?  http://www.koaproducts.com/tf16sn.php
タグ:USB
posted by 家庭用品修理士隊 at 17:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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