濃い色の紙をスキャナ(エプソン GT-9600)で取り込んだところ、 縦にまっすぐ白い筋が入っていました。
普通の文書取り込みでは気が付かない程度なのですが、濃い紙を取り込むとわかります。
相当前に中古で購入したものなので、内部はホコリが入っているものと思われます。
掃除をやってみました。
最初、裏蓋を外したのですが全くの無駄でした。
ネジがあまりにも多いのでおかしいなとは思ったのですが、
掃除だけでもできるならと開けてみました。 中身
光学系を掃除するためには、カバーを開ける必要があります。
ガラス台(カバー)は たった4本のネジで止まっていただけでした。
知っていれば無駄な作業をしなくてよかったのですが、これも経験です。
さっそくすごいホコリが横長ミラーに付着しています。
スキャナの光学系はこんな感じです。
ハロゲンランプの光が原稿を照らす⇒ 反射光が長い鏡に反射 ⇒少し短い鏡に反射 ⇒さらに短い鏡に反射 ⇒ 繰り返してレンズに入る
ホコリは付着していたものの、全体的であり、一部に線がはいる原因とは思えません。
それではと、CCD部分を開けようか。
しかし、縦筋が入るような汚れは考えられない。
ネジを見るとアジャスト(調整)できるようになっています。
これはやめたほうがよさそうなので、とりあえず組み立てて様子を見ます。
結果は効果があったようで、筋が消え。全体に鮮明になったような気がします。
つぎの掃除には自分の、この記録が参考になりそうです。
スキャナは、あまり大きな進化をしていないような感じですし、この当時の製品は作りが良いので大事に使えると思っています。
電子ブックの流れで、書物を自分で取り込む「自炊」が流行りました。
スキャナ取り込みは地味ですが有用だと思っています。