接着剤の小分けでの使い方例です。
hp200LXは経年劣化で、あちこちが割れてきます。
筐体だけでなくキーボードも例外ではありません。
材質は違うのでしょうが、特に使う部分は疲労も加わって
ポロポロ取れてきます。
幸い接着剤(セメダインスーパーX)で復活させられます。

ところが、使う量は耳かき一杯程度の僅(わず)かな量なのですが、
蓋を開けて空気に触れさせた部分が硬化してしまいます。
蓋には中央に突起があって、詰まらないような工夫があるのですが、
突起ごと固まってしまいます。
そうすると、蓋を開けた際に内部に切れ残ってしまい、
二度と内容物を出せなくなります。

そんなとき、以前は頭の横に針で孔を開けて使っていたのですが、
そこも固まってしまい、次回は使えません。
そこで、後ろから使うことにしました。
おしりの方の折りまげた部分をほどいてゆくと、長さが稼げます。
そこに、小さく接着剤を追いやって、マイクロサイズの接着剤詰め部を作ります。
ウインナーソーセージのような感じです。
ときどきちっちゃい奴が混じっていることがあるでしょう。

その小さな部分を、カッター切り外して使い捨てにします。
すると、次回は本体側は固まりが少ないので、また同じような要領で小さな接着剤を切り出せます。

保存は冷凍庫に入れています。
けちっているわけではなく、使いたいときに使いたい接着剤が無いと本当に困るんです。
瞬間接着剤小分けと同じ考え方です。
自分で小分けにできないかと、ビニール袋を密閉させながら、接着剤の小袋パックを作ってみたのですが、
みごとに全部固まってしまいました。
金属チューブでやれば良いのかもしれませんが、入手できず試せていません。