暖かくなってくると、衣替えですね。
最近のカラーシャツを着てみました。
あれっ 何か入っている?
切った毛が背中に入ってしまったようなチクチク感。
よく見ると、タグが首についています。
それも2枚も。
普通、下の脇のほうにあります。
これは素肌に着てはいけないのかもしれません。
まあ とりあえず、タグを取れば良いです。
ところが、タグを取ろうと良く見ると、最初から編みこまれた感じです。
後からタグを付けた糸がありません。
絵にするとこんな感じ。
これでは、いわゆるリッパーとかいう裁縫用具も使えません。
糸きりリッパー
糸を切れば、襟がこわれてしまい、再度別途縫い合わせが必要になります。
これは、タグのみを切り取るしかありません。
顕微鏡下で、ピンセットとデザインカッターで切断手術です。
ちょっと大げさに見えるかもしれませんが、顕微鏡はいつも普通に使っています。
ルーペで片手が使えなかったり、目を凝らすこともなくかえって簡単です。
糸を傷つけずにタグを切り取りました。
内部に残ったタグも、ピンセットで抜き取り(抜き去り)ます。
でもちょっと面倒。
あと3箇所もあります。
そこで、残りはタグと糸のぎりぎりで切って、
残りは内部に押し込むことにしました。
これで、きれいにタグが取り去れました。
もちろんチクチク感も消え、着心地最高です。