ゴミ収集所に残された椅子
今はものを捨てることが結構たいへんです。
昔(20年くらい)は、いくらでも捨てることができて、粗大ごみ収集の日もありました。
今は長さ30cm位を超えると、持っていってくれません。
ゴミ制度は良い方向へと少しづつ変遷(へんせん)したのでしょうから、いまさら戻せとも言い難(にく)いです。
でももっと粗大ごみを自由にだせ(捨てられ)れば、国内の家電品も売れて景気が良くなるのでは? などと思ってしまうこともあります。
椅子を分解して燃えないゴミとして捨ててみました。
石油ファンストーブだって捨てられたのですから、怖いもの知らずです。
脚が5本のキャスター付き。
余って使わないのでずーっと場所を占領しています。
・最初は、チェーンカッターで挑戦
歯がたたないというか噛めません。
穴一つ開けるだけでもたいへん。
溶接の跡が凸凹(でこぼこ)していてドリルの先端が安定しないこともあります。
ドリルが折れちゃいました。
・次は金属も切れるのこぎりを使用。
ピラニアのこぎり。
これはすごい、刃が細いためか、力が効率良く集中して伝わるようです。
すると、溶接部分からポキリと折れてくれます。
脚(あし)は、箱状になっていて、二長辺と底辺が溶接されていました。
片側を切って折るのは正解のようです。
次の脚も同様に切って折ります。
すごい切れ味です。
肉厚のある溶接部分だけ、ドリルで削れないか挑戦
ちょっと休憩です。
室内の床で作業しているので、騒音迷惑かな?
休憩後、効率が上がるかと思ったら、全然切れ無くなりました。
これはおかしい。 ピラニアのこぎりが熱くなっています。
顕微鏡で歯を見たら、先端がなくなっています。
これが、後で買った新品の歯(刃)です。
もともと精密作業用なので、こういう荒っぽい使いかたには向いていないようです。
こんなに小さいんですから。
最終的に、燃えない(燃やさない)ごみで捨てることができるサイズ(大きさ、形状)まで分解(破壊)できました。
壊したのに、修理して直したような達成感があります。
次は、デスクトップぱそこんだなー
(注:後で金属粉(切粉)回収が大変でした。 室内では新聞紙を敷くなど準備(切粉対策)が必要です。)
ベッドを捨てることになって、枠は分解して捨てられたのですが、マットだけは一体で大き過ぎるし。
布を剥がしたところ、太いピアノ線で全体が箱型のスプリングになっていました。
それを少しずつ切っていったのでした。
チェーンカッターで小気味良く切れました。
プチプチを潰すような快感がありました。