2013年11月24日

スチームアイロンが温まらない。 どうしよう。

アイロンのランプは点くが温まらない。
アイロンが温まらないということです。

電源を入れると、なにやらパイロットランプは点灯しています。
まるで温まっているようです。

アイロンを分解

さっそく分解です。
配線が綺麗ですね。

熱を使う製品なので、耐熱のグラスファイバースリーブ(白い編み筒)が見られます。
アイロンのヒーター部分を測定

ヒータは綺麗に外れます。
道通テストも良好です。
10オームあります。
オームの法則で単純に計算すると、電圧/抵抗
=10アンペア 1000ワットですね。
実際には、温まると抵抗が変わる(増える)ので、ワット数は小さくなります。
アイロンのヒータサーモスタット

サーモスタットの接点は非常に綺麗です。

 

アイロンの中に入っていた電子基板

なにやら基板が入っていました。
なんだこれ? 実はアイロンを分解したことは初めてかもしれません。
なんで、こんなものがあるのだろう。

アイロンには、ヒーターとスイッチとサーモスタットだけで十分なのですが。

しかも、振るとなにやらカラカラ音がするし。

アイロンに使われていた振動センサ

ずーっと使えずにしまっていて、捨てるものだから直らなくても良いということ。

ならばとさらに分解。
これは振動でスイッチを入れるようです。

なんだろう。

ネットを検索していたら、どうやら安全機構のようです。

つまり、このセンサは使っている状態を検出し、ヒーターを作動させる。
それで、動かないときは、立てかけるのでスイッチを切る。
それだと単純すぎるので、タイマー回路を入れているようです。

一定時間立てかけると、というか、動かさないと切る。

アイロンがけ中に、玄関でチャイムが鳴って、「はーい今行きます。」 隣の奥さん。 長々と話しているうちに、きな臭い。 「しまったーアイロンかけたまま。」
ということが無いようにと考えたのでしょうか。


そのタイマーが壊れているので、ヒーターが作動しないのだと判断しました。

やはり、余計な回路を付けると、故障の原因になります。

直せそうですが、やめました。

年数の経過した熱電製品は捨てるべきです。
(このアイロンは壊れて正解かもしれません。)

 

アイロンヒーター制御リレー

タイマー基板の上にあったリレー(継電器)を分解
接点を見ましたが非常に綺麗です。
筐体(きょうたい)は小さいのに、大きな接点を持っています。



ナイト(製品評価技術基盤機構 nite)の最新事故情報を見ると、
H25/11/06〜H25/11/12 の受付情報

スチームアイロンの電源コードから火花が出た。

原因を調査中。 という事故情報が出ています。

それも、数ページにもわたって100件以上でしょうか。
たくさん出ています。
image

アイロンは動かしながら使うので、コードの根本などに負担がかかって切れかかることが想定されます。

長く使っているアイロンは、新しいアイロンにしましょう。

その点コードレスアイロンは、コードが邪魔にならないという使い勝手だけでなく、安全性も高そうです。

 

家庭用品修理士隊


製品情報 各社コードレスアイロン


タグ:アイロン
posted by 家庭用品修理士隊 at 14:31 | Comment(0) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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