ハロゲンランプは、あちこちで使われていて、うちでも一番好きな照明です。
ところが、ポンポン切れてしまう気がします。
買い換えると、高いので困ります。
6V20W球が切れました。
これは、顕微鏡の照明用で特殊です。
幸い、赤外線応答ライトなどにも使われているようで、通販で入手できます。
フィラメントを見ると切れているように見えません。
顕微鏡で拡大すると、しっかり切れています。
ちょうど真ん中あたりです。
(このランプは、トランスを使って電圧を下げて使うようになています。
これにより、電源ON/OFFの瞬間の過渡現象で高電圧が発生し、しょっちゅう切れていました。
そのときの切れ方は、フィラメントが吹き飛んでいました。
その後、改造し、トライアックを使って、ゼロクロススイッチを作り、過渡現象が起きないようにして寿命が伸びていました。)

こちらは、別のランプです。
天井につけて使っていた12Vのハロゲンスポットライトです。
ちょうど上のライトと同じ時期に切れました。
球が黒くなっているけれど、どういう切れ方をしているのだろう。
割ってフィラメントを取り出してみました。
やはり切れているように見えません。
拡大してやっとわかります。
これも真ん中付近で切れています。
発熱が一番高くなるところなのだろうと想像します。
ミステリーサークル発見!
電球の内面が黒くなっていましたが、きれいに渦巻きを描いているところが不思議です。 一つの発見をした思いです。
フィラメントのタングステンが蒸発して、付いたのだと思います。
高熱と不活性ガスとの中で、金属原子が不思議な動きを起こしているのだと感じます。
ハロゲンランプは、切れにくいというイメージがありますが、どうもそんなふうに感じません。
普通の電球と同じような感覚です。
明るい分、無理しているのでしょうね。
もっと長時間点灯して欲しいです。
ハロゲン球の光は好きなので。
でもLEDに取って代わられるのでしょうから、もう改善はされないでしょうね。
単なる愚痴に終わってしまいました。
10倍長持ちするということなのですが。
この一連の化学変化をハロゲンサイクルと呼ぶ。この反応によりタングステンの蒸発によるフィラメントの折損が抑制されるため、一般の白熱電球に比べ50%程度明るい電球、あるいは約10倍といわれる長寿命の電球が実現できるようになった。
一般電球と、同じ明るさにしたら10倍長持ち
50%程度明るくしたら、普通の寿命ということなのでしょうね。
12ボルトハロゲン球
ハロゲンランプが切れるということで思い出したのが航空機でランプ切れを少しでも防ぐ目的だったと思いますがSW OFF時でも常時フィラメントに一定の電流を流しておいて暖めるというような機構があったような気がします。 どれほどの効果があったのか判りませんが・・・・
一般の家電ではとてもそんなことできませんけど。
自動車はヘッドライトでもハロゲンが減っているし。
家庭用コピー機とか、スキャナにも以前は長いハロゲンランプが使われていたのですが。今は使ってないでしょうね。
フィラメント式電球は消えゆく運命ですね。
どんなものでも100均より安いものは無いだろうと思っていたのですが、そうでもないんですね。
横浜のTさん。 100均も、円安で苦しいでしょうね。 いろいろ材料を仕入れるには便利なのでがんばて欲しいです。(品質は期待せず、材料として割り切れます。)