2014年03月13日

メガネのビスの緩みをどうしてますか?

シニアグラスのレンズの曇りが目立ってきたので最初はクリーナーなどで磨いてみたのですが全く効果なくどうも細かい傷のようでした。  このメガネは、ほぼ1年間作業着の胸ポケットに入れていたので特に固いものなどとぶつからないように注意してたのですが意外でした。
 
 
老眼なので眼をこらしてよく見ても傷の程度はよく判りませんでしたが、ルーペで拡大してみると細かいすり傷が一面にありこれではもう使えません。
作業着の布との接触だけなのでプラレンズでも傷はつかないだろと思っていたのですがプラレンズは思いのほか弱いんですね。
 
 
横浜の何時も行っている眼鏡屋さんにレンズ研磨若しくはレンズ交換になっても仕方が無いと思って持って行きました。
店員さんが一目見て、「コーティングに傷がついているので研磨不可能でレンズ交換になります。」
「フレーム等の検査も必要なのでしばらくお待ちください。」
というので待っていたら、2〜3分で直ぐに引き返してきて、
 
「フレームのビスにアロンアルファが付着しているので緩める事が出来ないのでレンズを外せません。」 と・・・・
 
直ぐにバレてしまいました。 実はこのメガネ、フレームのビスが自然に緩んでレンズが外れてしまった事もあるんですよ。
緩んでいたときにタイムリーに締めておけばいいのですが気づかないでいると完全に取れてしまいビスを無くすと面倒なのでアロンアルファを少し垂らしておいたのが思いのほかシッカリ付着してました。
しかもゼリー状のアロンアルファなのでよりやっかいですが、最近この接着剤が劣化して効きが悪くなっていたのでこんなに
しっかり固まるとは思っていなかったのですが、こういうときはやたらシッカリくっついてしまうものです。
しかし、アロンアルファという言葉は自分からは一言もいってませんが、すぐに店員さんが反応したところを見るとこうやって接着剤を垂らしている人も結構いるのではないかと想像されます。
 
 
店員さんによると、接着剤を溶かす液に約1日漬けて置けば外せる可能性はありますが、ビスが途中で折れたり傷がついたりするとフレーム本体の交換になることもありますと・・・   もしフレームを再使用できても修理代が別に1150円かかりますということでした。
 
接着剤溶解のために、一日以上預けて一旦帰宅するとまた来なくてはならないし電車賃も2倍かかりますからね。
さらにもしビスが取れなかったら最初に戻ってしまう訳だし・・・
元々レンズ交換のために1時間程度待つ間にラーメンでも食べて時間を潰してこようと思ってましたからラーメン代が電車賃にとってかわられることもあり一旦帰宅するのは避けたいところです。
 
店側も修理するのを嫌がっている雰囲気も見え見えでしたが、店員さんがすかさず 「今ならレンズ交換のお値段でフレームも併せてお求めになれる物も用意できますが・・。」  やはりこういう一見おいしいような言い方が返ってきました。
わかっていながら心を動かされて、数本フレームを出してきたので見てみると確かにレンズ交換の値段でフレームも手に入るたぐいの物もありましたが、ヤッパリそれなりの物で気に入りません。
結局、レンズ交換代金+5000円で新しい物を買う事になってしまいました。 
店員さんの腹積もり通りです。
 
 
帰宅して、古い眼鏡のビスが本当に外れないものなのか眼鏡屋さんの言っている事を確かめたくなって時計ドライバー
などで引っ掻いたりしてみても固着した接着剤は取れない。
ネットでこういう場合どうするのか調べてみると、固まったアロンアルファを溶かす液を売っていることが判りました。
「アロンアルファはがし隊」 というものが有る事を始めて知りました。
 
何時も行っているホームセンターの接着剤コーナーに行くと確かにありました。
これまで幾度となくこのコーナーには立ち寄っているのに今まで全然気づきませんでしたが、よく見ないとアロンアルファそのもののように見えるので無理もありません。
 
 
説明書によると、この溶解液を3分垂らしておいた後に接着剤が柔らかくなると書かれています。
眼鏡屋さんでは溶解液に1日漬けておく必要があると言われましたが・・・・・
もしかして、数分待てば結果が出ると言ったら大抵の人はそのまま待つでしょうから1日と言えばそれなら新しいのを買ってしまおうという心理作戦かもしれませんね。
 
溶解液を垂らしたあとは、思ったほど効き目はありませんでしたがそれでもビスを回すことができたのでレンズを外すことができました。 ただしこれによりビスは痛んだしフレームにも傷がついたので今後レンズのみ交換してフレームを再使用できる状態では無くなってしまいました。
とにかく再びレンズをはめてビスを締めましたが、ねじ山が痛んでしまったので再度アロンアルファを垂らして固定する羽目に・・・・・・
 
結局のところ店員さんが言ったことが正しかった。
 
posted by 家庭用品修理士隊 at 18:27 | Comment(2) | TrackBack(0) | 横浜のTさん
この記事へのコメント
ネジは細いリベットがあると良いですね。
樹脂製であれば、外すときは溶かせば良いし。
コーティングって最初は気分良いのですが、剥がれますね。コーティングのオプションは結構高いので、お店の売上には貢献していると思います。
プラスティックは、ガラスに比べると傷付きやすいですが、軽量です。どちらを選択しますか? ということでしょうか。
やっぱり軽量がいいです。
万一の割れでも目への損傷が少なそうですし。

Posted by 墨田のY at 2014年03月14日 14:47
昔かけていたメガネのネジが緩み、レンズが外れ落ち割れたことがありました。   それ以来神経質にネジの状態をみていました。       普通に使っていても緩んできたのですね。  そのあとに作ったメガネは全く緩みませんでした。なにかネジの部分に細工があるのでしょうか
Posted by 浦安のI at 2014年03月19日 22:47
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