ブログで気になる記事を見つけました。
電子式体重計の誤差が徐々に増えていたため、気付かなかったという事例です。
あたかも体重が減っているように見えたそうです。
参考:(652)いつの間にか壊れていたTANITAの体重計
グラフによりますと、5年間で体重が76kgから58kgまで減っているように見えます。 逐次記録されていたようで、体重の順調な減少に喜んでいたのではないでしょうか。
それがメタボ検診で少しも体重が減っておらず、体重計がおかしいとわかったそうです。
意外な盲点ですね。
異常なくデジタル表示されると、信じてしまいます。
誤差は減る方向ばかりでなく、1年たったら増えてきたという例も見られます。(kakaku.com) この方は、スポーツジムに通っていたので、そこにある複数の体重計とくらべて異常に気づいたようです。
プロの世界では、重量計の校正を定期的に行うことは当たり前です。 ですが、家庭用となるともう何もないですね。 基準への校正(誤差除去)は。
汚れたので、同じ機種を買ってきたら、表示が2KG違うという書き込みもあります。(長年使用していると誤差が出てきますか?教えて!goo)
説明書を見ても、校正に関する項目は見当たりません。
タニタ 説明書 http://www.tanita.co.jp/support/manual.html#c01
最初に「0.0」が表示されていれば、異常なしのようです。
ここは、基準の重さを確保し、それで校正(誤差修正)することが一番の対策だと思います。
うちでは、いまだにアナログ(物持ちいいです。)なんですが、今日購入したお米で確かめました。
5KGの袋です。
機械詰めしているでしょうから、大きな誤差はないと思います。
ぴったり5kg(ごキログラム)が表示されました。
とりあえず体重計が2つあればすぐに誤差に気づきますよね。
いや! 両方同じように狂うこともありますね。
校正されていない測定器(重量計)での値は、信じてはいけない、参考程度という常識を持ったほうが良さそうです。
p.s そもそも家庭用体重計は、法律(計量法)で言う計量器の範疇には入らないですね。
体重測定のおもちゃのような存在と言えるのかもしれません。
だから、正確さを求めてはいけない。
正確さを求められる業務用の場合でも、購入から2年までしか証明に使えません。(その後は要校正)
精密測定を売りにする体重計の場合、
精度等級3級の検定品で、体重の証明用に使用可能。
などと記載されていますが、
体重の証明用として継続してご使用になる場合は、都道府県等自治体が行う計量器の定期検査を2年ごとに受けていただく必要があります。詳しくは、最寄の計量検査所か弊社へお問い合わせ下さい。(ご購入からの2年間は定期検査免除となりますので、そのまま証明用としてご使用いただけます。)
ということで、買ってから2年は証明用に使え、その後は2年毎に検査(定期検査)が必要。
定期検査は、各都道府県の計量検定書検定所で実施。
例:横浜市
「はかり」の定期検査
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shogyo/kurasi/keiryou/kensa.html
横浜市計量検査所からのお知らせhttp://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shogyo/kurasi/keiryou/pdf/jyukensyapanhu.pdf
手数料
http://www.city.yokohama.lg.jp/keizai/shogyo/kurasi/keiryou/tesuuryou.html
電気式はかり100kg以下 1400円
ばね式指示はかり 100kg以下 500円
横浜市手数料条例 第2条82号
東京都 計量法関係手数料
体重計は別として農家直送のお米に気が惹かれました。 自分もいろいろなところの米を取り寄せましたが一番ほしいカルガモ米の無農薬はあまりに高価ですし農薬は嫌だしそこそこの品質で無農薬のお米なかなか無いですね。
カルガモ米って究極のエコですね。 味の違いはどうなんでしょう。 高いとは知りませんでした。