ガスのボトルの話が続きましたので、ついでの記事です。
最近は知りませんが、一時期100円ショップで自転車用空気入れ(ボトル)が売られていました。
便利そうなので何本か購入していたことを思い出しました。
しかし、その後ほとんどというか、全く使わないでいます。
そのうちに自転車も手放してしまいました。
家の中を片付けついでに、下駄箱なども見ると5本もありました。
全部LPGが入っていると思ったのですが、一番左の1本だけはHFC134a(クーラー用ガス)が使用されていました。
最初に、一番左の1本に火を付けようとして、全く燃えなかったのであらためて見て気づきました。
圧縮用にLPGを使った空気は、どのくらい燃えるのだろうかとためしてみました。 火力すごい。
ボンベ先端と、簡易バーナー受け部の拡大
ボトルの先端が、簡易バーナーにはまるので、これを使います。
自転車の空気ボンベ(LPG)は、激しく燃える。
結果、爆発的に燃えました。
大きな燃焼音と火力による恐怖で、ノブ(つまみ)を左に回すことがためらわれます。
写真は、最小に絞った状態の写真です。
燃える音が、まるで爆音です。
こんなものを自転車に詰めていたんですね。
表示の「空気」とは、なんなんでしょう。
危ないと感じます。
勉強メモ
・LPGを自転車に詰めた場合。
すぐに圧力が低下するようです。 ガスがゴムの分子を通過すしやすい。 また、低温下では、ガスが液化してしまい、圧力が下がる。
・工業用ガス扱いとなり、カセットガスのような臭い(悪臭)が無い。(ガス漏れに気づきにくい。)
・今でもフレオンガス(フロン)式のボトルは入手できる。
(hfc-152a を使ったエアーダスター スプレー式 瞬間空気入れ)
・そもそもロードレーサーなど、本格的自転車のタイヤには、自転車用ボトルでは圧力がたりない。 (CO2ボトルを使う)
youtubeより CO2ボンベの空気の入れ方。
youtubeより 消臭スプレーで火炎放射した。
昔、飛行機にスキー用のワックススプレーを持ち込めなかった人がいました。 その人が苦情を言ったという話です。
それを聞いて、なんで? たいした問題ではないのでは思ったことがあります。
今回、ようやくスプレーボトルの怖さを実感した思いです。
LPGは怖すぎです。
圧縮空気が入っているものとばかり思っていましたがLPGだったんですね。 これでチューブに充てんしても長持ちしないから不経済で止めちゃったんですがヤッパリ・・・・・ スポーツタイプのチューブはおっしゃる通り100psiぐらい入れますから使えません。 以前、親が使っていた車椅子の充てんには重宝して結構使ってましたが。。。。
子供の頃にキンチョールのスプレーに火をつけたら火炎放射器になって驚いたことがありますが、そのうち弱燃性という表示になりましたがヤッパリよく燃えましたね。危ない! 危ない!
数年前に、ゴキブリ冷凍スプレーが発火事故で回収(http://goo.gl/Lz7bRf)とか、スプレーを捨てるときに穴を開けると危険なので使い切ること(http://goo.gl/UJ5ihe)。とか。
物事は一般的に、忘れたころが危ないんですよね。
中身が残っているスプレーは、中の構造を考えながら、戸外でガスだけ抜いてしまえば危険性は減りますね。