部屋を片付けていたら、本当に昔のノートパソコンが。
まだ電源が入って、動くことはすごいのですが、
下面の滑り止めゴムが溶けています。
温めたガムのように粘っています。
不思議なことに、全く問題無い滑り止め部もあります。
この写真は、上のすべり止めが溶けて垂れた跡です。
乳液をこぼしたようです。
(パソコンを立てて保存していました。)
カメラなどでも、遮光部のモルトプレーンがベタベタになるとかあるようですが、ここまで水のようになるとは驚きました。
精密機器では、定期的に分解清掃を行って、経年劣化部品は交換することが最善ですね。
「加水分解」というようです。 ゴム製品等の宿命なんでしょうね。
ゴム製品の固まりのようなスニーカーは、履かないで保存しているだけで朽ちて行きますし。
参考:恐怖の加水分解
うちでも、今年の大雪で出したスノトレが、ボロボロで捨てました。
数回しか履いてなかったのですが。
モルトプレン:(バイエルの登録商標 第2097285号)
パソコン無料回収

私が中学生の頃イタリー映画で天使の詩という映画を観ました。外交官の5歳位の二男が病床で録音された母親の声が録音されたテープレコーダーをMISS OPEしERASEしてしまいます。 電気屋に持って行くも修復はできないと言われます。 電気屋の主人はすっかり気落ちしたその子を気遣い葡萄酒を飲むと気持ちが楽になるとアドバイスします。家に帰った二男は葡萄酒をラッパ飲みします・・・・・。 なんと人生はかなしいことだらけです。
ゴムの溶解から変なことを思いだしてしまいました。スイマセン 今日はビール1500CCプラス焼酎を二杯いただきました。
ゴムが溶け出すと自分の人生も溶け出すような気になります。
これがいかに古いかはさすがに分かります。
自分にもゴムの劣化で忘れられない思い出があります。約4年前に北アルプスに行ったとき以前購入して殆ど使わずに保管していたモンベルの高級登山靴のソール部のゴム?底が両足ともに突然パックリ剥がれてしまいました。紐で縛りながらなんとか下山できましたが信じられないような出来事でした。
後日調べたらこういうような事故は頻発しているのがわかりました。例えば以下のような・・・
http://www.backcountry.co.jp/equipment/she005.html
外観上は何とも無いように見えるので気づきませんから。