以下の内容については家電修理とは全く関係ありませんが、このような電話が突然誰にかかってきてもおかしくないので参考になればと思いこの場をお借りして敢えて記載しました。(特に高齢者の方々ご注意ください)
振込詐欺という言葉も、頻繁に聞くようになって目新しいことでは有りませんが、今日も明日も明後日も・・・・・・
あやしい電話が掛かってきたら絶対に自分は引っかからないゾ。。。 と身構えていれば確かに被害には会わないでしょうけど、人間はそんなに緊張感をもって日常生活を送れる人ばかりではありません。
うだるような暑さが続く昨今、頭もボーッとしがちなときに電話は突然掛かってきますよ。
「XXX市役所の健康保険課のXXと申しますが、XXさんは過日、市からお送りした医療費の差額申請を記入して返送されたでしょうか? 郵便局のほうからは届けたという連絡を受けていますが・・・」
という電話でした。
そんな郵便物見た覚えが無いのでそう答えると、「もう返送期日が過ぎていますよ。XXさんは¥23368受け取れるハズだったんですけど・・・・」
医療費の差額申請ということ自体が聞いたことも無いのでおかしいと若干思いつつも、郵便物を見過ごしてしまったのは自分に落ち度があるよな気にさせられる。
しかし期日が過ぎてしまったので、もう仕方ないですねというような事を、こちらから言うと・・・・
「期日が過ぎてしまわられた方がXX区には236人いらっしゃるので、そういう方の為に最寄りの都市銀行で申請受付をしていますので行っていただけますか?」と続きました。
気持ち的には、もう期限が過ぎたのでダメだろうというところに、¥23368という具体額を言われて、再度銀行で申請してみたいという気にならされます。
さらに銀行のATMに行ってくださいと言うのではなく、銀行の窓口に行って医療費の差額申請をしたいと言えばいいとのことなので、銀行の職員を通してならいいのでは?という気にもなる。
ただしここが重要で、「銀行に行くことができるのでしたら今日これから行くことができますか?」に加えて「身分証明書、認印、通帳、キャッシュカードも忘れないでください。」と言ってきたときに、これはオカシイと思いました。
銀行に行くのが、今日だろうが明日だろうが明後日だろうが自由ですから、市の職員にワザワザ教える必要はありませんからね。さらに申請に行くのに何でキャッシュカードが必要なんだ?
そこでもしやこれは詐欺では??と強く感じたので、最近は振り込み詐欺も流行っているので市に電話して確認してからにしたいと思うと伝えると、「そうですよね。では説明書をお送りしておくのでご覧になってください。」
ということで電話を終えた。
多分気づかないでこのまま経過して、銀行の窓口に行かれたのでは、これは詐欺ですよと銀行の職員に言われるのは明白なので、多分多少の時間をおいて今度は銀行の職員からだという偽電話があるのだろうと思います。いわゆる劇場型というやつですね。
すぐに市役所に確認したら健康保険課という表現は使わないし、XXという職員も存在しませんでした。
警察に事実を伝えると、これは振込詐欺のなかでも還付金詐欺というものだという事がわかりました。
参考までに以下のサイトもご覧ください。
長文になってしまい失礼しました。 被害に会われる方が少しでも減るように願っています。