2024年01月24日

自動点灯ライトの作動範囲を変えてみる

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今更ですが、白熱電球をLED電球に交換しました。
玄関なのですがスイッチ操作しなくても自動的に点灯するタイプにしてみました。
このタイプは、人が来ると自動的につくので、変えてみたら便利。
特に、夜帰って来た時に玄関を開けるとサッと点灯。
あれ? 消し忘れて出たかなと思うほどに反応が早い。
安価なのによくできています。

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この種の電球の動作原理は、人体から発生している赤外線を探知して点灯させるということです。
要するに人間の体温に反応しやすく特化したセンサです。電球の上に飛び出した部分です。

不満点

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この赤外線の検出範囲は、見えませんが丸く広がっているわけです。
で、外から帰ったときは検出されて気持ち良いのですが、家の中からの場合はそれほど感度良く働いてくれなくてもよいわけです。

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具体的には、風呂から上がって、部屋へ行こうとするときにピカっと点灯するのです。
湯舟で温まって体温が上がっているので、余計に反応しやすい感じです。
なんだかうっとおしい。

対策

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そこで、簡単に対策してみました。
要するに、人体からの熱が伝わらなければよい。
アルミテープをちょっと貼ってみました。
すると、検知範囲が変わったようで、反応しにくくなりました。
おー これで行ける。

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赤外線を遮蔽(しゃへい)できる物体をランプ、というかランプの上のセンサにかぶせればよい。
そして、反応してほしい範囲を開けばよい。

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で、結局アルミホイルを適当に切って、テープで固定してみました。

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これで目的は達成できました。玄関に行けば点灯。
廊下では点灯しない。 外からドアをあければ点灯する。

posted by 家庭用品修理士隊 at 00:59 | Comment(2) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2023年05月29日

キッチンタイマー改造( 大きすぎる音を機械的に小さくする)

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ホームセンターで見るキッチンタイマーは、数字が大きいものが主流。

最近主流の数字表示が大きくなったキッチンタイマー
使い勝手が良くなっていると思います。

ですが、

音が大きーーい。

ピーピーとなるビクっとするほど。

それは良いのですが、小さくする設定が見当たりません。

では音を小さくしよう。

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キッチンタイマーの裏側に、穴があって、ここから音が出ている感じなので、テープを貼ったり、消しゴムを詰めてみたり。

でも、まったく変化を感じられません。
タイマー全体から音が出ている感じです。

分解

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分解は、ねじを外すだけなので容易です。
特に防水構造とかではないですね。

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スピーカーはセラミック型の小さなものですが、しっかり接着されています。
ここにテープを貼ってみたけれど、効果なし(音が小さくならない)。

電気的に小さく(弱く)することは単純にできるのですが、抵抗器の値を決めたり半田付けとかの作業が必要になります。

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これでいい感じに音が小さくなりました。

要するに、筐体(ケース)が共鳴箱になっていたんですね。
だから外すと音が小さくなる。
つまり、機械的に音を小さくできたわけです。



光を放つようにしてみる。


ピー音を使って光るようにしてみました。
音を小さくする手段の一つにもなります。
音エネルギーを光エネルギーにも分けることで、音が小さくなる。


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スピーカ配線に並列にLEDを取り付けるだけ。
これだけで、LEDが光、音も出ました。

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3mmのドリルで穴あけすると、LEDを挿入できます。

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光は、音と連動(一緒に)して点滅します。

白色LED光は、まぶしいくらいなので、これもテープで調整かな。

posted by 家庭用品修理士隊 at 22:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2022年10月28日

ノートPCが異様に熱い。 CPUクーラーに銅板追加で改善。

中古で買ったノート PC ですが、2in1の軽量高性能タイプです。

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不具合状況 : 異様に熱い。

内蔵メモリーを8 GB から40 GB に大幅拡張。
メイン機として使っていこうと思っていました。
ところが電源を入れるとすぐに底面が異様に熱くなります。
20年前などはこういう感じのノートパソコンもありましたが、今はそういう時代ではないはず。

特に性能が落ちるとか、電池の持ちが悪くなるといった感じはないのですが、とにかく異様に熱い。
バッテリー動作でさえすぐに熱くなる。
あと気づいた点としては、外部ディスプレーをつなぐと、ファンが高速回転する。

対策: 排熱を改善できないか検討。

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底面のネジを外せばパカッと外れました。
ネジの数は多いのですが、マグネシウム製のためか外しやすいほうだと思います。

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何をしようとしているかと言うと、熱くなるのは CPU 。
この部分を冷やす、いわゆるヒートシンクを外して接触状態を見てみようと思います。

なにか不具合があるかもしれません。

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CPUクーラーは、ヒートパイプ、排気ファンと一体で外れます。

するとここで何かおかしいと感じました。
CPU の部分に熱を伝えるペーストが付いて残っているのですが、右側の黒い部分にはそれが見当たりません。

おかしいな。
CPU の中に島があるのは普通で、 小さい方はグラフィック担当の CPU だという認識があります。
( CPU Core(TM)i7-8565U@1.80GHz )

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そこでヒートシンクを裏返して当たり具合を確認してみました。

すると明らかにおかしいと感じました。

大きな島の部分は確かに接触していますが小さな島(1)の方には全く接触していないどころかヒートパイプの黒色(2)で絶縁されています。

写真の左側の方が逆に余っていて本来この余った部分(3)が小さな島(1)の方に位置しているはずだと思われます。

しかしネジの部分は合っているので何らかの不都合でしょうか。

ヒートシンクの型番の違いか、それとも CPU の配置の設定の問題か。

いずれにしてもこのままでは小さな島の部分は、全く熱伝導が無い状態。
わずかな隙間から空気に熱放散されるだけです。

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不具合説明断面図:第1の島(LAND)とヒートシンクとの間に隙間(Crealance)があり、全く熱伝導されない状態。

改善策: 隙間に銅板を追加

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対策として、小さな島の部分がヒートシンクに接触するように銅板で隙間を埋める。
これにより小さな島部分が熱伝導しヒートシンクに熱吸収させるようにする。

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50mm X 50mm 厚さ0.1mmの四角形銅板を、二度折りたたむ。
ヒートシンクとの当たり高さが、大きな島と同じになるように調整。

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ヒートパイプ部分に銅板が直接接触するように塗装(テープ)を削り取る。
そして、サーマルペースト(導熱クリーム)を塗る。

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銅板(Cupper Seat)を挿入した部分の説明図

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この処置により、底面は熱くなくなりました。
体感で極端に温度低下を感じます。
起動時にはファンが回らない状態まで改善。

参考:他のPC

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参考のために別のノートPCのCPU放熱部を見てみました。
この場合、二つの島はどちらもしっかりヒートシンクに接触していました。
これが正常だと思います。

posted by 家庭用品修理士隊 at 21:24 | Comment(4) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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