2019年12月02日

SDカードの書き込み禁止スイッチが無くなったときの対処

概要:SDカードに付いている、書き込み禁止スイッチが無くなった。
すると読み込めるが、書き込みができない。
スイッチ配線は、カード側ではなく読み書き機構側にあることを知った。
そこで、突起を造形してみたら書き込めるようになった。

経緯:デジカメを使おうとして。

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デジカメにSDカードを挿入して、

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カメラのスイッチを入れて、撮影しようとしたら、「書き込み禁止になっています」の表示。

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SDカードを抜いて、書き込み禁止状態を解除しようとしたところ。 あれ? スイッチが無い。


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正常なカードの書き込み禁止スイッチは、通常こんな感じです。 左右にスライドして切り替える。
SDカードは結構壊れる印象があります。
作りが華奢(きゃしゃ)なので、何かにあたってスイッチが取れてしまったのでしょう。

スイッチが無いと、書き込み禁止になってしまうのか。
これでは使えないではないか。 せっかくのシャッターチャンスが・・

なんとかならないか。
内部で、スイッチをジャンプしてみよう。


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SDカードの殻をむりやり剥がしてみたら。
びっくり。 内部に別のメモリーカードが入っている。

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内部から出てきたメモリーカードは、マイクロSDカードを厚くしたしたような感じ。
結構丈夫そう。
それは良いが、書き込みスイッチの配線は無い。
ジャンプしようという考えは甘かったか。

えー ではどこで書き込み禁止スイッチの状態を検知しているのか。

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そういえば、液晶交換に使ったジャンクカメラがあった。

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ジャンク(壊れた)カメラのSDカード部を見てみよう。
SDカードを抜き差ししながら調査



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すると、スイッチは2箇所あって、SDカードの挿入を検出するスイッチと、書き込み禁止状態を検出するSWがあることがわかった。

なるほど。

SDカードで書き込み禁止状態に選択(スライド)すると、プロテクト解除? いや、逆かな。
とにかく、スイッチが作動。 (スイッチONで、書き込み禁止なのか、書き込み解除なのかは調べなかった。)

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使え(書き込みでき)れば良いので、物理的に突起を作ってみよう。

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小さな破片を、テープで固定して突起にしてみた。

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結果はダメ。 書き込み禁止が解除されない。
プロテクト解除スイッチを押せないのか。

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プラリペア(造形剤)を使って、しっかりした突起を形成してみよう。

 

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プラリペアが硬化する前は、消しゴムのようにやわらかいのでカッターで整形できます。

 

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書き込み禁止スイッチノブ作成状況。
もう少しトリム(削り)しないと。

 

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最終状態。 書き込み禁止にはできませんが、デジカメでの使用は良好。

感想:

書き込み禁止解除って、昔良くやっていたフロップーディスクの書き込み禁止と同じなんだ。
フロッピーDISKが消えて久しく。 そのことを忘れていたので、今回は新鮮な発見だった。

SDカードは、まだまだ現役。 プロ用カメラではSDカードを二枚させるようになっています。
トラブルが多いのかもしれません。
普通に使っていても、いきなり壊れる経験をしています。

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昔のこと、ノートパソコンで使用中に認識しなくなったSDカード
パチンという音がしたことを覚えています。

posted by 家庭用品修理士隊 at 14:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2019年11月29日

プリンター印字かすれのお手入れ。 購入2年で初めて。

大容量インクタイプのプリンターヘッドクリーン記事です。

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ヘッドクリーン前は、黒と青しか印刷されない。


購入してから15ヶ月。 電源入れっぱなし。
全く手入れせず、インクの補充もせず。
前面からA4用紙をボックスに供給するだけ。
それで良好に使えてきました。 すごい!

ところが、ついに色が出なくなりました。 黄色と赤が全く出なくなりました。

インクがちょっとつまり気味かな?という兆候はありました。
印刷の一部にかすれが入ったから。
でも、印刷設定を「普通」から、「きれい」に変えるとカスレは消えるので、そのままにしていました。

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Y、M、PB(Photo Black)インクがほとんど出なくなりました。 印刷数768ページ

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インクタンクのインクは、半分強残っています。





epson EW-M970A3T
買って満足できるプリンタです。 A3サイズまで印刷できて、A4スキャナも付いて、
無線LANで置き場を選ばず。

なによりインクがなかなか減らない。
ソフトウエアの更新が頻繁なところはちょっと・・ですが。


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ヘッドクリーニングを、「プリンターのお手入れ」から実行

ヘッドクリーニングも最初は効果があったのですが・・・

プリントヘッドを直接掃除できないか。

強制的にヘッドをクリーニングできないか。と情報を探っても見つかりません。
おそらくその必要がないからでしょう。

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「強力クリーニング」という項目があります。

おそらくこれを実行すれば、目詰まりは解消されるのでしょう。
ところが、これを実行できません。
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「強力クリーニングを行うには、メンテナンスボックスの交換が必要です。 」

メンテナンスボックス? なにそれです。

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プリンターの後ろ左下にあるパネルを外すと、メンテナンスボックスが外せます。

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メンテナンスボックスを開けてみたら、インクがしみこんだスポンジが出てきました。
要するに、クリーニングに使ったインクの捨場ですね。
15ヶ月使っても、満杯ではないようです。
ただ、「強力クリーニング」では大量のインクが捨てられるのでしょう。

クリーニングボックスは1000円程度で入手できます。
スポンジを取ればよいのでは?とも思いましたが、チップが付いていて、廃棄インク量や個別情報が管理されているようです。
とりあえず注文したものの、「強力クリーニング」無しでなんとかできないか。

さっそく分解。 というか、外観を調べよう。
ヘッドがどこにあるのかもわからない。
なにしろ重いので、棚に置きっぱなしでしたし。


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ヘッドは大きな黒い箱のよう。 これが、左右に移動する。
そこへ、大型インクタンクからのインクがチューブを伝わってヘッドへ供給される。

これはすごい。 ヘッドは外せないですね。 はずしたら、インクチューブ内に空気が入ってしまう。
あとが面倒。

プリンタは、手で押しても動かない。 電源を入れたときにガーッと左右に動くので、適当なところで、電源プラグを抜いて止めよう。

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すると、右側部分。ホーム位置は、ヘッド掃除のパッドになっています。
動作していないときのヘッドをここに置くことで、インクの乾燥(固まり、目詰まり)を防いでいるのでしょう。
おそらく掃除は最小限のインクで済むのでしょう。
なにしろ、メンテナンスボックスは超小型ですから。
この技術で、大容量インク化ができたのだと思います。

印刷していないときも、ときどきカチャカチャと動いていたのはこの部分かな。

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ヘッドクリーンパッド?をよく見ると、インクが溢(あふ)れて戻っているような感じ。
ここを掃除してみよう。

表面部分をティッシュと、お湯で掃除しました。

一回掃除しても、表面を少し押すとインクが滲(にじ)み出してきます。
内部にも相当に溜(た)まっている感じ。
綿棒も使って、スポンジを押して、ティッシュで吸い取る。

その後、「お手入れメニュー」にある「プリントヘッドのクリーニング」を実行させ、テストパターンを見てみました。

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プリンタヘッドのノズルチェック。 みごとにきれい。
復活しました。\(^o^)/

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プリンタヘッドの様子を視ると、パッドには吐出されたインクの色が虹のように並んで見えます。

今回は、結局のところプリンタヘッド面にはアクセス(接近)していません。
ヘッド面は見えませんでした。
ヘッドの掃除機構を掃除して直したということです。

きれいに復活してほっと一息です。
そうそう、印刷設定を「きれい」から「普通」に戻そう。



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注文していたメンテナンスボックスと、ついでに入手した互換インクボトル。
これでプリンタ周りはしばらく安泰でしょう。

 

メモ:
メンテナンスボックスEWMB1

純正インク 互換インク


p.s. メンテナンスボックスは、最初から1個が付属していました。(12月2日に気づきました。)


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メンテナンスボックス2個。 付属品(上)と、追加購入品(下)

posted by 家庭用品修理士隊 at 17:02 | Comment(0) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2019年10月27日

LED蛍光灯は水分に弱かった。

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点かないLED蛍光灯
両端給電式 写真の右側に黒い部分あり。
蛍光灯の劣化に見えますが、これはLEDなので、なんか変です。

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点灯しないLED蛍光灯を分解してみます。
ネジなどはなく、はめ込み式。
はめ込みを外すように電極を抜きます。
100V電源は、両端から給電されるので、電線は1本でOK。

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分解したところ、不具合部分がありました。 LED2個の周辺が焼け焦げています。
カバーにも煙がこびりついたようになっています。

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焼けた部分の拡大 LED上の導体パターンが発熱して、基板が焦げたことがわかります。
その後導体(プリント基板の銅パターン)が焼き切れたことで、点かなくなったことがわかります。

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電源回路に100Vを流したところ、焼け焦げた部分を含め、すべてのLEDが点灯しました。
組み立てれば使えそうです。



考察


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LED基板上に、100V線(line)が設けられている。
写真の右側端子からの100Vを左方向の電源回路に送るパターン。
このパターンが、LEDに接近しているため、水分が付着し通電。
徐々に焦げて短絡した。 このときにヒューズが切れるようにパターンが消失。

この蛍光灯は、従来の蛍光灯器具を生かしながら、LED式に変更するためのLEDランプです。
このため、配線改造が楽になるよう、両端から給電するタイプと、片側から給電するタイプがあります。

今回の故障を考えると、水分が多いところに使う場合は、両端給電より、片側給電の方が良いかもしれません。

posted by 家庭用品修理士隊 at 21:08 | Comment(2) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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