2018年07月08日

LEDフラッシュライト(強力懐中電灯)修理

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強力ライト(電池を入れても点灯しません。)

夏になると、屋外活動や夜間観察などで懐中電灯の出番が増える? かどうかわかりませんが、強力ライトの修理例です。

ペン型ライトの故障で一番やっかいなものが電池液漏れでしょう。
なにしろ、時間とともに金属部が腐食して、修理不能になるから。

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まずは分解。 腐食が激しいと、この分解ができない場合もあります。

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分解に使った軍手と、ウォーターポンププライヤ



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頭部(LED)だけに電圧(3V)を加えると、結構明るくつきます。

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底のスイッチ部に電池の液漏れ跡。電池の液が、スイッチ内部に相当量入ったようです。

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スイッチを分解してみます。 C-ピン抜きツールで締め付けネジを緩める。


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スイッチを分解すると、電極部分が腐食(緑青)しています。これでは電気的に機能しません。

 

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細かい紙やすりで緑青を磨くように除去。ひたすら除去します。

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スイッチを止めていた環状締め付けネジも電極の一部になっていますので、これも磨きます。

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これで組み立てると、点灯。 なおった(^^)/

でももっと明るいのかもしれない。
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LED側の筐体接触部も磨いてみます。
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おー まぶしいくらいの発光性能。 最近は安くなっていてすごいです。


別の例

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電池液の腐食が重度のため、分解中に筐体破損した例。(MINI MAG-LITE )

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頭部レンズ部と、LED、予備ランプのみ使用可能でした。

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マグライトのLED部(電池電圧が低圧になっても点灯させる回路、DC-DCコンバータのようです。)

(MAG-LITE:マグ インスツルメント インコーポレーテッドの登録商標)

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MAG-LITE

posted by 家庭用品修理士隊 at 15:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2018年06月26日

磁石に付く電線(不良品?偽物?)

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テストケーブルの抵抗が1.5オームある。(長さ約1m)

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普通は、上の写真の2倍の長さがあっても、0.3オームとか低い値です。(2.5m)

なんでこんなに抵抗値が高いのか。
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クリップの接触が悪いのかと、カバーを外すと、電線を金属部でカシメている(つぶしている)だけ。
けれどはんだ付けしても大して変わりません。

この電線がおかしいと気づいたのは、電源につないで3A(アンペア)ほど流したら異様に発熱したため。
電線の全体が熱くなり、被服の樹脂がやわらかくなりました。

なんか変。 でも触ったり、見たりした感じでは普通の銅線のよう。

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まさかとは思ったのですが、磁石につけると弱いですが付きます。
(マグネット20gが持ちあがる)
銅線では絶対に磁石には付きません。

テストケーブルは、秋葉原のどこかの店で購入したもの。
安いし、ちょうどほしかったサイズだったから。
でもこれでは、電流を流せません。(使えません。)

しかし、そもそもなぜこんな電線が存在するのか意味不明です。

磁石に付いて、高抵抗ですのでおそらく鉄が混じっています。
たぶん安価にできるからかなとは思いますが、まるで銅線の偽物。

電線は、大量に作られるので、どこかで同じものが流通していると思います。

普通の家電品に付いている100Vのコードと同様な太さです。 平行コード。
もし、このような電線を家電品の修理に使ったら、電線が発熱し火災などが起こる恐れがあります。
ちょっと危ないと思いました。

安価な電線を入手したときや、発熱する電線があったら、磁石で付くかどうか試してみることをお勧めします。

 

posted by 家庭用品修理士隊 at 15:25 | Comment(2) | TrackBack(0) | 墨田のYさん

2018年06月12日

フリクションボールペン詰まりを直す一例。

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カバンに入れていたボールペン3本。 流行りの消せるボールペン。
摩擦熱で消えるので、Friction(フリクション:摩擦)消去式ボールペンなどと呼ばれているようです。
(商品名ではFRIXION)
3本もあるので、メモはいつでも安心と思っていました。
ところが、講習会に参加して、メモしようとしたら・・・
全部書けない。 なんで?

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書こうとしても紙が傷つくばかり。
なぜ書けない? 新品で買ってそのままカバンに下向きにさしていただけ。

⇒ 結局先端の乾燥のようです。 どうやら普通の油性ボールペンや、消えない水性インクに比べ、乾燥しやすいようです。 ネット情報では、復活させた記事が多数でています。

それに習って、紙に水分を与えても全く効果なし。 コップの水に先端を漬けてもだめ。
ライターで炙(あぶ)ったら、プシューというような音が・・

あきらめればよいのですが、3本全部。しかも新品に近いインクの量。
ちょっとくやしいので、悪あがき。

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結構以前から使っていて、インクが出ないのは初めて。
ずっと前に買った替芯は、なんともない。 ちゃんと書ける。
なんで? 先端にキャップが付いていますが、密閉ではなく、穴があいています。

とにかく、インクを先端に出したい。
で、昔の体温計(水銀式)のケースにぴったり入ります。
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これで、両端を持って、回してねじって、 その後両端を引っ張ると勢いよく回ります。
中心からずれた長い方にペン先が来るように入れてあるので、水銀体温計のように遠心力がペン先に働くはず。

これを3回やってみたところ。 治りました。
思い切り回したので、指の皮が少し剥(む)けました。

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書けなかったフリクションボールペンが、すべて書けるようになりました。
プシューと音がしたボールペンも復活しています。
なんとなく色が薄い感じはしますが。

教訓:
・フリクションボールペンは乾燥に弱いと認識すべし。
・カバンには、油性、水性、鉛筆などタイプの異なる筆記具を入れておくべき。

posted by 家庭用品修理士隊 at 16:37 | Comment(1) | TrackBack(0) | 墨田のYさん
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