2014年03月28日

RE:RE: 火災報知機 おさらい-消防設備点検用具を調べてみました。

 

>1年に2度業者さんが作動確認検査に来る時に長い棒の先に検知器を包むようなADAPTERを当てて数秒後に警報機が鳴ることを確認する

うちでも、検査があります。
各部屋を回って、センサ(火災検知器)が作動すると、LEDが点灯し、玄関のモニタから「火事です。 火事です。・・・」 といった音声が流れます。

あのセンサを覆うアダプタはなんだろうか。
この際調べてみました。


職業能力開発総合大学校の資料 課題「自動火災報知設備の配線」を見ますと、センサの配線と、試験機の名前がわかります。

感知器の配線図


G感知器作動試験
熱試験(差動式、定温式):加熱試験器を使用
煙試験(光電式):加煙試験器を使用(蓄積式の感知器では受信機の蓄積を解除)
炎試験(紫外線式):炎試験器を使用

試験器には熱、煙、炎、の3種類があって、それぞれ

「加熱試験器」「加煙試験器」「炎試験器」があるようです。


それぞれの実例を見てみました。

加熱試験器


スポット型熱感知器用 加熱試験器セット HK-3(本体・火口・アダプター・支持棒

火口部はベンジンにより暖められ、本体を感知器に被せ、発報に至るまでの「作動時間」を計測します。
規定の作動時間内で働かない感知器は不良となり、取替が必要となります。 (商品説明より。)

 

これがうちでも使われていたものですね。
横浜のYさんもこれでしょう?

 

「加煙試験器」


スポット型煙感知器用 火煙試験器セット(本体・線香・アダプタ・支持棒・ジョイント

スポット型煙感知器用加煙式試験器セット(本体・線香・アダプタ・支持棒・ジョイント金具・収納袋付)
・煙感知器の作動試験を行う時に使用する試験器。
本体を感知器に被せ、線香の煙が充満し発報に至るまでの「作動時間」を計測します。

 

あれー 加熱試験機によく似ていますね。
こっちかなー ただ線香の煙を使うようですから、臭いがするはずです。 検査に来た時に臭いの記憶はないような。

 


煙感知器の試験には、ガスを用いたものもあるようです。
試験ガスの成分はよくわかりません。
フロンにパラフィンワックスを混ぜたものがあるようです。
astamuse.com

 

「炎試験器」


炎感知器用作動試験器(紫外線式/赤外線式感知器共用)
・炎感知器の作動試験を行う時に使用する試験器。
本体を感知器の正面20cm以内に持っていき、「作動時間」を計測します。

これは、赤外線と紫外線とを発生させる装置ですね。
ライターの火でも反応する火災報知機の試験でしょう。



参考になるサイト

加熱試験器(HK‐3) と加煙試験器(HKS−2)について
一般社団法人 東京防災設備保守協会

 


ちなみにうちの各部屋のセンサは、熱感知器(半導体式)ですね。

台所の熱感知センサ

台所(キッチン)のセンサが一番低いところにあったので写しました。
作動すると、外側の輪が光ります。
なぜか、台所のセンサ(熱感知器)だけ中央のセンサの周りに赤丸がついています。

横から見る

横から写した検知器

 

カバーを外す

化粧カバーを外したところ。

 

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家庭用品修理士隊

 

2014.07 設備点検が来た際に、作動時の色を写しました。
和室用火災検知器

これは和室用です。

リング状にLEDが光ります。

インターホン

インターホンには、火災のマークがでて「火事です

火事です」という声も出ます。

タグ:火災報知器
posted by 家庭用品修理士隊 at 11:31 | Comment(3) | TrackBack(0) | 家庭用品勉強室

RE: 火災報知器 おさらい

火災報知器の勉強を多少しているうちに自分がこれまで煙検知器だと思っていたものが本当にそうなのだろうか?
と今頃になって疑問を感じてきました.
煙検知器だという根拠は1年に2度業者さんが作動確認検査に来る時に長い棒の先に検知器を包むようなADAPTERを当てて数秒後に警報機が鳴ることを確認する様子を見てテッキリ煙検知器だと勝手に思い込んでいただけでした。
でもなんだかおかしいな? とは薄々感じててはいました。 外見からもどうやって煙を吸引するんだろうとか。。。
 
今回、火災報知器が話題になって改めてその種類の多さに驚いた訳です。
改めて調べてみると、煙検知器というのは真っ赤な嘘で実際は熱検知器であることが判明。
 
↓居間などにある一般TYPE
   差動式熱検知器で室内温度が急激に上昇すると作動する
 
↓定温式感知器 台所などに設置
  一定の温度以上になると作動
 
↓ガス検知器取り付け用のADAPTER。 検知器はOPTION
   これだけはガス検知器というラベルが貼ってあるので判りやすい
 
今回を契機に勉強になりました。
自分のところの火災検知器がどういうものであることぐらい知っておくのは当然だったのにナオザリにしてました。
今度、報知器の作動検査に業者さんが来たときはどういうTOOLで作動試験しているのかもう少し注意深く見てみようと思います。
消防法改正で煙検知器の設置が最近の家屋では義務づけられているとのことですが理由もわかりました。
 
 
 
タグ:火災報知器
posted by 家庭用品修理士隊 at 00:13 | Comment(0) | TrackBack(0) | 家庭用品勉強室

2014年03月27日

熱、煙、ガス検知器 火災報知器設置義務 - おさらい。 家庭用品勉強室

ガス検知器の有効期限切れの際に、火災報知装置についてわかっていないことを実感しました。

そこで、少し勉強してみました。
ここには、消防法改正による火災報知機の設置義務化がからんでいましたので、非常にわかりにくく感じました。

簡単にまとめると、
・今作っている集合住宅には、各部屋に煙検知器の設置が必要
・従来のマンションには、煙検知器は設置されておらず、熱検知器等がついている。

・従来の熱検知器を煙検知器にしなくても、罰則は無い。

要するに、求められている火災報知機は、「煙検知器」です。

煙が、火事(火災)の初期検知に有効だということです。
ただし台所などでは、もともと煙が出るので、熱式で良い。

ということです。

 

ネットを調べると、一般的な用語の「火災報知器」と法令用語の「住宅用防災警報器」とが混同されているので、わかりにくくなります。


集合住宅などで設置されている火災等検知器

1 熱感知器(熱式)
半導体式、バイメタル式、差動チャンバー式

2 煙検知器(煙式)
光式、イオン式

3 ガス検知器
各種ガスサセンサ


結局のところ何が義務化?

住宅用防災機器を、条例で定める指定の場所に取り付けること。 (条例:都道府県、市町村で定める法)

⇒ 住宅用防災警報機とは、煙探知機のこと。

⇒ 取り付ける場所は?(東京都の場合)

設置場所 住宅用火災警報器の種類
・居室
(居間、ダイニング、子供部屋、寝室など)
・階段
煙式
・台所又は火災以外の煙を感知し警報を発するおそれのある場所 煙式又は熱式

※煙式の方が熱式よりも火災を早く感知することができるので、台所などにも煙式を設置することを推奨しています。
参照:東京消防庁




適用法令:根拠 (指定の無いリンクは法令データ提供システムによります。)

消防法第九条の二 住宅の用途に供される防火対象物(その一部が住宅の用途以外の用途に供される防火対象物にあつては、住宅の用途以外の用途に供される部分を除く。以下この条において「住宅」という。)の関係者は、次項の規定による住宅用防災機器(住宅における火災の予防に資する機械器具又は設備であつて政令で定めるものをいう。以下この条において同じ。)の設置及び維持に関する基準に従つて、住宅用防災機器を設置し、及び維持しなければならない。

住宅用防災機器の設置及び維持に関する基準その他住宅における火災の予防のために必要な事項は、政令で定める基準に従い市町村条例で定める。

住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令を次のように定める。住宅用防災機器の設置及び維持に関する条例の制定に関する基準を定める省令

消防庁 消防法及び石油コンビナート等災害防止法の一部を改正する法律の公布について


用語の定義:
住宅用防災警報器:住宅(消防法 (昭和二十三年法律第百八十六号)第九条の二第一項 に規定する住宅をいう。以下同じ。)における火災の発生を未然に又は早期に感知し、及び報知する警報器(煙を感知するものに限る。)であつて、感知部、警報部等で構成されたもの。 出所:住宅用防災警報器及び住宅用防災報知設備に係る技術上の規格を定める省令

感知器: 火災により生ずる熱、火災により生ずる燃焼生成物(以下「煙」という。)又は火災により生ずる炎を利用して自動的に火災の発生を感知し、火災信号又は火災情報信号を受信機若しくは中継器又は消火設備等に発信するものをいう。 出所:火災報知設備の感知器及び発信機に係る技術上の規格を定める省令

住宅用火災警報器:住宅において発生した火災を感知し警報を発する機械器具で規則で定めるもの 出所:東京都火災防止条例第五十五条の五の四

住宅用防災機器: 住宅における火災の予防に資する機械器具又は設備であつて政令で定めるものをいう。出所:消防法第九条の二


参考になるサイト等:

消防法の改正 住宅用防災機器(火災報知機等)の設置義務について 全国宅地建物取引業保証協会

設置義務化されても、未設置での罰則規定はありません。 東京都火災防止条例第六十五条


自動火災報知設備の設置工事は、消防法に定められた甲種四類消防設備士でなければ工事することができません。消防法第一七条の五
配線式の住宅用火災警報器の場合、第二種電気工事士の資格が必要になります。

 

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タグ:火災報知器
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