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2019年04月19日

修理相談: 創巧野々田の家庭用電熱器

男の子 はじめまして


創巧野々田と言うメーカー(昨年メーカーは廃業)の家庭用電熱器なのですがコンセントをさしても全然熱くなりません。AC100Vで300Wです。シンプルな構造みたいなのですが一度修理出来るか見てもらえますか?
もし荷物を梱包して発送する場合は陶器から中の電源ユニットだけを外して発送したら良いでしょうか?よろしくお願いします

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うさぎ こんにちは。

見ることはできますが、修理不能だと思います。
代替品を探すか、同様品を入手してヒーター部を交換することになるかと思われます。

メーカーの創巧 野々田ってすごい会社名ですね。
検索で、お茶道具で有名だと知りました。
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http://www.yoka-ocya.com/nonoda_full.pdf柳屋茶舗さんのサイト) より。

こちらの手あぶり火鉢と同様のヒーターだと思います。

基本的な構造は、コードと、スイッチと、シーズヒーター(金属管入りニクロム線)ですので、温まらない原因は、ほぼヒーター切れと考えられます。 (ヒーターは電球のようなものですので交換するしかありません。)


以下は一般的、および応急的(危険)な検査例です。

テスター(回路計)があれば、良否がわかります。
(注意:測定時には、当然ですが感電・ショートの危険があります。)
・ヒーターの端子に100Vが来ている。→ ヒーター切れ確定。
100Vが来ていない。 → スイッチかケーブル不良。
・ヒーターの抵抗がある。 → スイッチかケーブル不良。
抵抗が無い。→ ヒーター切れ確定。

ヒーター抵抗値
ヒーター容量は100V 300Wですから、電流は3Aで、ヒーター抵抗は33Ω(オーム)程度。

昔テスターが高価で買えない無い頃、職人的な判別法として、小さな電球を使って確認することもありました。
( 感電、やけど、火災の危険があります。)
危ないので絶対やめたほうが良いです。

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いわゆる夏目球を使って、ヒーター端子に接触させてみます。
(口金ねじの先端部分には絶縁のためにテープを巻いた方が良いです。)

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ランプ(電球)を100Vが来ているか来ていないかの判別に使う簡易方法があるという例です。

スイッチを入れて、ナツメ電球が光ればヒーター切れ。
もし電球が点灯しなければ、ヒーター以外の不良です。


ヒーター以外の不良の場合は注意が必要です。
電線やスイッチが不良だからです。 この場合には、接触不良により発熱し火災の危険があります。
コードとスイッチを全部交換する必要があります。

家庭用品の半断線(電線の切れかかり)の危険性を知らせるyoutube映像

【nite-ps】 電源コード「8.半断線で発火」

posted by 家庭用品修理士隊 at 16:44 | Comment(2) | TrackBack(0) | 修理改造相談

2019年03月22日

SCANSNAP S500。溶けたローラーを仮修理

新古品で取り込み不良。溶けたローラを交換すれば治りそうですが・・

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とにかく見てほしいというので受領したSCANSNAPS500
確かにきれいでした。ずっと保存していたんでしょうね。

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相談を頂いた時の写真では問題ないと思ったローラーが、まったく消えていました。
なに? これ状態です。 写真で光っていたのは、金属の心棒だけの状態でした。
まわりは、水あめが付着したような状態。
これでは原稿取り込みは無理です。

で、なんとかならいかということですので、
ローラー部品を探すと、alibaba netでありました。


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ただちょっと高い。 2、3日かかりますし。

とりあえず、溶けたローラーをシリコンテープで代用します。


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分解のネジは少ないですね。
とりあえず手でとれるものを外します。
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取り込みローラーは、問題なし。 着脱交換容易にできています。

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溶けたローラーは、上下に配置されていて、両方がベルト駆動されています。
でも、下側のローラーは問題なし。
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ネジ2本で、カバーが外れます。

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金属カバーを外すと、コネクタ接続が4カ所。
結構細かいコネクタで、不用意に外すと壊します。
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実際に電線が一本抜けてきました。
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どこへ戻せばよいのか。
コネクタの空きは2か所あります。
顕微鏡で見て、傷のある方に差し込んでおきました。(正解でした。)

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はめ込み接続が多いので、外すときは知恵の輪状態になります。
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溶けたローラーと心棒が見えてきました。
これを外さねば。
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Cピン(シーピン)一個外せば、ギヤはバラバラにできます。
ベルトは2本。

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溶けたローラーは、水のように伝わって、ギヤにまで入っています。
本当に水あめと一緒。ネバネバが煩わしい。

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軸を抜くには、ラッチ軸(赤矢印)を90度回せばOK(両側にあり)
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心棒はベタベタです。 ここにローラーがあったとは思えない状態。

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シリコンテープを巻いて、代替ローラーを作ります。

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径が12mmまで巻きました。 テープを足で押さえて引っ張りながら巻くと、シリコンが一体化します。
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左右の場所調整は、カッターで切り取り。

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円周方向に切って、長手方向に傷を入れると、輪ゴムがはじけるように除去できます。
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ギヤを戻すのは簡単ですが、ベルト掛けが大変。
なかなか入らない。 張力調整ネジを緩めると、ベルトが楽に入りました。
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くみ上げたところ、部品が出てきました。
これなんだっけ。 あー ローラーの下部の蓋でした。
溶けたローラーがべたべたで、取れないのであとできれいにしようと別にしていたものでした。
でも、シリコンは解けないので不要。
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動作確認はドキドキです。 電気的に壊したかもしれないし。

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結局良好に動作しました。
(WINXP-32bit機を出してきて確認。WIN7-32bitでは、取り込むのですが、なぜか画像が出ない。)

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性能良いですね。
早い、静か、紙の質を選ばない。 ボタンで一発取り込み。全体も小さいですし。
すべすべの広告紙、小さめのA4、くしゃくしゃなど含めた10枚程度を難なく読み込み、
失敗無く両面ともきれいな連続PDFになってました。

これは最新型が欲しい。

posted by 家庭用品修理士隊 at 16:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | 修理改造相談

2019年03月18日

修理相談〜 スキャンスナップ500原稿がなかなか送り出せない

男の子 お世話になっております
富士通のscansnap s500についてです
先日オークションサイトで15000円程で売られていました。新品でしたので、多少古くても問題ないかと思い購入しました。実際に届いたものは、外箱は多少経年劣化があったものの、コード類やCDなどは未開封状態でほぼ新品に間違いなかったです。
何度か使用したのですが、原稿がなかなか送り出せない事が分かりまして、メーカーサポートに確認したところ、どうやら原稿を送り出すローラーのところに本来ついていなくてはいけないゴムのようなものが長年未使用だったため溶けてなくなってしまったとのことでした(画像3枚目)、2006年に発売されたもので13年も経過しサポートもとっくに終わり当然部品もない状態なので修理不可とのことでした。しかしこちらとしては15千も払って購入して使えませんではなんか納得がいかなくいろいろ探しているところでこちらのブログを見つけましたのでご相談させていただいています。
どうにかなりますでしょうか

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うらやましい うー
SCANSNAPは、原稿取り込みや書籍の電子化で定番の良い商品だと思います。
状況は典型的な経年劣化ですね。
まとめて入れた原稿を一枚一枚確実に取り込むために、いろいろな工夫がされていると思います。

取り込み不具合は、取り込み用ローラーの劣化が多いと思います。
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取り込みに関係するローラー部品(赤丸)
これが、適度な弾力と摩擦を持っているのですが、写真では劣化しているようには見えません。

ローラーを交換された方のサイトを見ると、激しく劣化していることがわかります。


自炊生活は楽しい♪  >> 5年後、ローラーがダメになったので交換
https://zigsow.jp/item/39393/review/238472


大きなローラーは、消耗部品として今でも入手できるようです。
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富士通のサイトより。

ピックローラユニット 交換周期は1年ごととされていますから、長期保存品はきれいに見えても劣化しているのかもしれません。
結構なお値段しますね。


ピックローラユニットは、Amazonなどで入手できます。


もう一つ、劣化消耗部品として、パッドがあります。
メーカーのサポートでは、こちらのことを言っているのかもしれません。
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富士通 パッドユニット (S500シリーズ用) FI-C511P

こちらは、ローラーよりは安価ですね。
いずれにせよ、消耗部品ですので、いずれ交換する必要がでると思います。

 

おすすめの対処


(1)とりあえず、ゴムやローラー部品で取り込む紙と接触する部分をアルコールや、溶剤で拭いてみるだけでも効果があると思います。
専用クリーナがベストですが。
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富士通 クリーナF1 FI-C100CF1

(2)パッドユニットの交換

(3)ピックローラーの交換

(2)(3)の交換は、簡単にできるようです。

トータルで見ると金額が増しますが、手で取り込むことを考えると費用対効果は十分にあると思います。

ただし、本音を言うと。 自分ならあきらめて、オークションでジャンクとして売って、新型を買いなおします。総合的にその方が幸福感が高いと思います。

あー 一つ自分ならやる対策として、シリコンテープ(自己融着型)を巻くと効果あります。
ただし、効果は短期間ですが。 紙(原稿)の表面には、細かい繊維やほこりがついていて、これがローラーに付着します。ですから、結局こまめな清掃が必要です。
  
巻くといっても、しっかり巻かないと、ほどけてしまいます。
ピックローラを外し、確認。 ねばついたり、へこみがあるようなら全部はがす。
芯(樹脂)の部分だけきれいにして、シリコンテープを伸ばしながら巻き付ける。
ローラの本の直径になるまで巻く。 (円周上に自己融着して、厚めのゴムローラのようになります。)

 

>その後 受領。検査でローラーが解けてまして、シリコンテープで修理

posted by 家庭用品修理士隊 at 23:03 | Comment(0) | TrackBack(0) | 修理改造相談
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